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尾形講師

15年度センター試験英語(筆記)

センター試験が終わりました。

英語の筆記に関しては難易度は例年どおり、といっていいでしょう。

語数は増えましたが、短いセンテンスで読みやすい文章が多く、

昨年度と比べると簡単に感じた人もいるかもしれません。

新傾向の対話問題が出題されたり

(第2問C 実は昨年度の追試で出題されていたのですが、

知らなかった生徒さんも多いでしょう)、

設問の配列に変更があったりといくつか目立った変化がありました。

そういった「見た目」の変化もありますが、

今年のセンター試験のポイントとしては、



「動詞周辺(時制、助動詞、法)の理解」が厳しく問われたといっていいでしょう。




お茶ゼミではセンター試験直後に受験者の答案の簡易調査を行うのですが、

高得点者層(180点オーバー)とそうでない層で、

正答率が大きく変わったのが「動詞周辺」の問題でした。


いくつか例を見てみましょう。


第2問A 問4

My granddaughter has started a career as a singer,

but I really (     ) an actress as well in the future.

①hope she became   ②hope she will become  

③wish she became   ④wish she will become


正解は②(「私の孫娘は歌手としての経歴を始めたのだが、

私は本当は将来女優にもなってほしいとも思う」)。


他の選択肢を検討します。

まずは④。

wish+that節の場合、that節には仮定法が来ます。

willは仮定法には現れませんので、これは選択肢のみを見てもダメ。

次に①。

hope+that節は直説法が来ます。

that節にはbecameという直説法の過去形(なってほしかった)

が使われていますので、in the future(将来)と絡むことができない。

これも入らない。

次に③。

先述した簡易調査で、失点した人が最も多く選んでいたのがこの選択肢でした。

wishの後ろが仮定法過去。一瞬これかな? と思うのです。

しかし考えてください。

この選択肢だと、仮定法過去なので

「(今)女優になることを望む(実際はありえないけれど)」ということで、

as well in the futureと絡むことができません。


つまりは、動詞の形(時制、助動詞の有無)を見て、

その文が表す状況を正確にイメージできるか


が問われているといっていいでしょう。


同じようなことは新傾向である第2問C 問2でも問われています。

飛行機が離陸する40分前に空港にやっと現れたYukoが言うせりふとして、

正しいのは “I’m in time.”か “I would be in time.”。

今の段階で、実際に間に合っているわけですから “I’m in time.”が正しい。

これもamとwould beという動詞を見て、

表す状況が正しくイメージできるかが問われているといえるでしょう。


また、スペースの都合上、細かい説明はできませんが、

読解問題である第6問A問5

選択肢④は、現在完了形が使われているという部分が

本文と一致しないので、正解にならない、という問題がありました。

これも時制を見落とすことによってミスが多く見られた問題でした。


助動詞の有無によって文の表す意味は全く変わってきます。

また(当たり前ですが)時制によっても表す意味は全く違ってくる。

動詞/助動詞の選択はコミュニケーションにおいても最も重要な部分です。

コミュニケーションの道具としての英語力が問われる時代になった


とよく言われていますが、



センター試験にもそのような面が色濃く現れている
といっていいでしょう。


それと、今年度のトピックとしては、



昨年度から出題されるようになった第3問B(不要文指摘)が

昨年よりも難しくなった
、ということが言えます。

この問題に関しては、お茶の水ゼミナールのセンター解説動画で扱います。

近日公開予定!

お茶ゼミHPから閲覧できるはずですが、公開されたらまたお伝えします。



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2015年1月19日 | 入試傾向・分析