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尾形講師

2014センター試験(英語筆記)

センター試験が終わりました。

センター試験に関しては、お茶ゼミHPにも分析が載っています。

大問ごとの出題内容など、全体的な分析はそちらに譲るとして、

このブログでは目立った変化や、

キーとなる問題について解説しようと思います。

まず、今年の最も目立った特徴として、

第3問B新傾向の出題がありました。

ひとつのパラグラフを読む問題ですが、

「まとまりをよくするために取り除いた方がよい文がひとつある」。

取り除くべき最も適当な文を選べ、という問題です。

しかし、昨年まで存在した文挿入の問題に比べると、実はだいぶ簡単です。



この部分の変更に関しては内容、

語彙ともに平易になったと言ってよいでしょう。

語数も短くなっています。

素材文が「何を伝えたい文であるのか」の把握ができれば、

正解に至るのはそう難しくはなく、

お茶ゼミの生徒さんたちの正答率も高いものでした。


さてもうひとつ。目立たない変化ではありますが、

見逃せないのは
第4問の問4です。

設問はWhat topic might follow the last paragraph?

(最後の段落に続きうるのはどんな話題か)。

つまり、最後まで読んだうえで、後に続きうる内容を推測せねばならない。

受験生にとってはこういう設問自体に慣れがない、

ということもあるでしょうし、

「推測する」という作業自体には多少の勇気が必要です

(「問題文に書いてあることを選べ」ならば

確信をもって答えることができますが)。


問題となる文章は、アメリカの州ごとの

「移住」「定住」に関するデータについてのものです。


最後のパラグラフの流れは


・トピックの提示「movers(移住者)はなぜ、生まれ育った州を離れ、

stayers(定住者)は生まれた州にとどまり続けるのか」

               ↓

・moversたちの理由「moversたちの離れる理由はひとつだけではない。

職を求めての場合もあれば、個人的な理由もある」


というものです。「欠落感」ありますよね、この終わり方? 

最後の段落に続きうるものとして、

「stayersたちのとどまる理由」が書いてありません。

答えは①Reasons why some Americans stay in their home states.

(一部のアメリカ人はなぜ自分の生まれた州にとどまるのか)です。

段落後半に書いてある「職」の話にひきずられたのか、

③Types of occupations movers look for in other states.

(moversたちが他の州で探す仕事の種類)

とする間違いが非常に目立ちました。


さて、上に上げた第3問Bにしても、第4問の問4にしても、

問うているのはひとつのパラグラフ内での

「形式的、意味的つながりに関する意識」といえるでしょう。

(専門的にはcohesion(結束性), coherence(一貫性)

などという言葉で表される事項です)。

パラグラフごとのまとまりを意識せよ、

ということは英文読解の基本中の基本ですが、

受験生がその「基本」を確実に押さえているかを、

この新傾向の問題は試しているわけです。



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2014年1月20日 | 入試傾向・分析