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尾形講師

2014センター試験(英語リスニング)

さて、リスニングです。



リスニングは、聴きとる量が多ければ多いほど難しい、

と考えている人がいるかもしれません。

しかし、現実にはむしろ逆なことが多く、

「短いからこそ聴き取れない」ということが起こります。

長めのリスニングは、長いからこそ文脈が存在し、

いくつか単語が聴きとれなくとも全体の理解ができていれば

正解できるという場合があります。

一方、短めの問題だとそうはいきません。

ひとつの単語の聴き落としが致命傷になります。



今回のセンター試験もそうで、

長めの素材文である第4問Bなどは

お茶ゼミ受験生の正答率はかなり良いのです。

差がついたのは短い素材文の第1問、第2問などです


ではいくつか問題を見ていきましょう。

わかりやすくするために一部日本語で書いていますが、

放送された問題文、問題用紙の設問、共にもちろんすべて英語です。



第1問Q4

女:アメリカへ3枚はがきを送るのはいくらかかるんですか。

男:はがき1枚につき、70円です。

女:Oh, I also have two to China.

男:どこの国へ送るにしても同じ値段です。



問「女性が全てのはがきを送るのにいくらかかったか」。



I also have two to China.(中国へ送るのも2枚あったんだ)

がきちんと聴きとれたかどうか。

alsoを聴きのがして、無意識のうちに「送るはがきの中で」

3枚中2枚が中国あてだった、という解釈をしてしまい、

③¥210と答える間違いが目立ちました。

alsoは「~もまた」という単語ですから、

ある種の「つなぎ言葉」としてはたらきます

(Aが存在して、はじめて「Bもまた」という表現が使えるわけですから)。

読解の際も注意せねばならない単語ですが、

リスニングでも無論注意が必要です。

頭の中にきちんと会話のシチュエーションが

視覚化できているかが問われています

(この、「シチュエーションを正確に視覚化する」という力は、

筆記試験のビジュアル問題などでも同様です)。正解は勿論④¥350です。



第1問Q5

男:もう2:05だよ。

女:あら、会議まであと10分。

男:あとどのくらいしたら仕事は終わるの?

女:In five minutes or so, but tell the chairperson I’ll be ten minutes late.



問「彼女は何時に会議に到着すると言ったか」


これはキツいですよね。

何がキツいかって、この会話、

もし英語じゃなくて日本語で行われたとしても、

一回言われただけじゃぱっとわからない、という人はいるでしょう。

語学力以外の部分も関係してしまうという点では悲しい問題です。

会議が始まるのは2:15。彼女は10分遅れるのですから正解は④2:25です。



上に挙げた2問は、双方とも

「数字を正確に聴きとる&数段階の処理(足し算など)」

の力が試されています。

上にも述べたように、英語力以外の部分も関係してしまいますが、

しかし実際の海外旅行やビジネスなどで

最も重要なのがこの力だということもまた事実です。

数字に関しては、とにかく慣れが必要です。

高1, 2生の皆さんは普段から

自分の身の回りにある数字を英語に直してみながら


こういった英語での数的処理能力を身につけていきましょう。



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2014年1月21日 | 入試傾向・分析