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難関国立・早慶 合格の流儀

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中村講師

推薦、水洗、水仙、垂線、水栓・・・

・・・と変換遊びをしたくなるほどに、

論文入試指導に関わる者にとって、

秋は推薦AO入試に追われる時期です。

事前提出書類を読んだり、小論文答案を読んだりして、

かつてひどいときには書類を持った何者かに

追い回される夢を見たこともあるほどです。

私とともに推薦講座を共同担当してもらっている

K先生とM先生のおかげで、

さすがにそのようなことはなくなりましたが、

お二方には、それだけでなく面接の練習にも協力してもらって、

まったくもって、頭が上がりません。

慶應法学部やSFCのAO対策講座を担当してもらっているF先生とともに、

お茶ゼミはかなり強力な推薦AO指導体制を構築しています。

(ただ、お茶ゼミのメインストリームはあくまで通常の受験勉強ですけどね)


こうした一連の推薦AO入試のなかでも、例年最後を飾るのが、

勤労感謝の日に行われる慶應文学部自主応募制入試です。

この入試、最低限必要な出願資格としては、

学校の評定平均4.1以上

これ以外にありません。

もちろん、自己推薦書(A4・1枚)に書ける程度の

資格や実績は必要ですが、

それでも、同じ慶應の法学部やSFCのAO入試に比べれば、

それほど特別なものである必要もありません。

だから評定平均が4.1以上ある慶應文学部第一志望者にとっては

一般入試に加えもう1回チャンスが増えたと思えばいいわけです。


あとは小論文一本勝負です。

長文を読んで要約したり意見を書く「総合考査Ⅰ」

(本文の一部を外国語に訳す問題もあります)

とテーマが提示されてそれについての意見を書く「総合考査Ⅱ」

の二つです。

二つの考査を合わせても書く総字数は1000字前後ですから、

その中でクオリティのより高い答案を書かねばなりません。


私がこの試験を指導し始めてから10年以上経ちますが、

「この子はきっと受かる」と事前に思えるほどの

クオリティの高い答案を書く生徒は、

まちがいなく、読む者に「圧倒的教養」(変な日本語ですが・・・)を

感じさせる答案を書きます。

それはおそらく読書によって培われたものでしょうが、

正直そういう生徒は何年かに1人くらいしかいません。

ですから、そのレベルではなくとも、何とか

答案の上で、「こいつ考えてんな」と採点官に思わせる

ことが重要だと思います。


そこで私がいつもこの入試の受験生たちに問いかけているのは、

「みんなが書きそうなこと書いてどうする?」

ということです。

もちろん、課題文と設問があるわけですから、

最低限守らねばならない論理の枠組みはあります。

しかし、その枠組みをただ形式的に考えて「流す」のではなく、

その意味を改めて考えたうえで、

それを突破するくらいに論を展開することが重要です。


その材料は自分のこれまで生きてきた人生からしか出てきません。

学習、活動、読書、映画、音楽、人間関係・・・・・・

これらすべての中から制限時間内に活かしきった人が合格すると思います。


もとより、これが本当に正しいかどうかは

慶應文学部の先生でない限り分かりませんが、

昨年度お茶ゼミ生は10名中9名合格だったことが、

この方向性が決して誤ったものではないことを示していると思います。



KEY:[中村・大学・慶應・文学部・小論文・自己推薦書・自主応募制・総合考査・受験〕

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2013年11月14日 | 小論文