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秋元講師

現代文の時短テク②

今年も学園祭シーズンが来る。

僕が受験生の頃はオープン・キャンパスなんてものはなかったから、

学園祭に行くのが大学の雰囲気を知ることのできる数少ない手段だった。

僕も高3の時、先輩を訪ねて早稲田祭に行って

大いに刺戟されたことを覚えている。

楽しかったなあ。

とてもかわいがられてうれしくて早稲田への憧れが一気に増したんだ。

それから入学するのに2年もかかってしまって、

好きだった先輩とは入れ違いになってしまったけれど。

今年の早稲田祭のパンフには我がお茶ゼミも広告を出していて、

このブログをまとめた冊子がもらえるプレゼント要項も載っています。

是非、早稲田祭に参加してパンフをチェックしてみてください。


さて前回、試験中に「あてもなく悩むのは厳禁」と書きました。

その続きからです。


そもそも難関大学における現代文というものは

日常レベルの文章を用いません。

何の構えもなく気合いだけで正体不明の長文に挑もうとすると

大抵クラッシュしてしまい、

その錯乱がそのまま点数に反映されてしまいます。

日常生活における読解なら、読んでいて頭に入って来なくなったら、

そこで立ち止まって考え込んでみたり、

あらためて始めから読み直してみたりするでしょうが、

試験の本番においてはそれはただ

「ハマっている」状態でしかなく危険なのです。

入試問題としての現代文は、

「わからなくなったら、むしろスピードを上げて最後まで読み切る勇気」

が必要とされます。



もちろんただ目を通すだけでは時間が無為に過ぎるだけなので、

初読の際に、手だけは動かしておきましょう。

いや、正確にいうと、目を通すだけでは理解できなくなったからこそ

「手」という補助ツールを積極的に使うべきなのです。



具体的にいうと(以前もこのブログで再三訴えましたが)、

現代文とは闇雲に読んで呻吟したのち

脳内に湧いた作者と対話を通して理解するもの、ではなく、

制限時間内に「テーマ」と「定義」を切り取る作業であり、

そのためには「否定形(対比事項)」とex.(具体例・比喩・引用文)に

反応すべき
であり、そこにこそ「手」を動かす、

つまり書き込みをしていく必要がでてくるのです。



一般的な読書が感銘を受けたところに線を引くことであるならば、

入試における現代文はまず文章の核である

「テーマ」と「定義」を浮き上がらせるために、

「否定形」に〜〜〜線、ex.に( )括弧をつけてみる。

文章の中身を吸い取ろうとするのではなく、

文章全体の構造をまずは明らかにする。

わからない箇所にこそ線を引き

AとかXなどの記号にひとまず置き換えてみる。



現代文ができないと嘆く生徒ほど、

ただ文を睨んでいるだけ、あるいは逆にやたらめったら

線をひきまくるだけというパターンが多いのです。

そうでなく現代文の作法に則って意識的に手を動かしてみるのです。

そうすると手に励まされるかのように文の骨格が見えてきて

自ずから中身、つまり作者が言わんとしている内容も

染み込んできたりするのです。

まさに「手」は第2の頭脳と言われる所以ですね。


今回は「評論文は2.5読せよ」のうちの

「1読目」のアドバイスで字数が尽きていましました。

次回に続きます。


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2013年10月15日 | 現代文