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難関国立・早慶 合格の流儀

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秋元講師

前回、尾形先生が同じタイトルで、

この時期が受験生にとって何とも言い難い不安定な時期だけど(だから)、

「焦らないで」というメッセージがありましたが、

本当にそうだと僕も思います。

尾形先生は、実はなんと(知ってる人も多いでしょうが)

お茶ゼミ出身で現役で早稲田大学に進学した経歴の持ち主です。

翻って、僕はというと2浪もして早稲田に滑り込んだわけですが、

僕の受験生時代の「秋」は何をしていたんだろうと思い返してみると、

まざまざとダメな「秋」と真っ当な「秋」のコントラストが

はっきりしているなあということに気付かされました。


高2の秋は、全く受験生の自覚はまだありませんでした。

お茶ゼミ生に「秋スタ!」(高2の秋から受験生だよ、という意。)

と連呼している自分を恥ずかしく思います。

塾には通ってはいたのですが、記憶にあるのは通塾の往路、

復路の自転車のタイム記録ばかりです。

中央線の豊田?八王子間のタイムを

自転車でどれだけ縮められるかにしか

関心がなかったのです。

秋が深まり気温が下がるにつれて

記録更新して充実感を覚えていたのが17歳。



高3の秋は、周りが受験生の凛々しさを身に纏っていく中で、

推薦の目がなくなった僕はただ図書委員会室で凝固していました。

五木寛之の名作「青春の門」を何度も読み返しては、

せめて早稲田に入学できることを夢想していました。

「青春の門」は何度も映像化されるほどの傑作なのですが、

受験勉強をするシーンは全くないまま、

主人公は叔父のハーレーを奪ってそのまま上京して

早稲田大学に合格してしまうのでした。

俺にもバイクの免許があればなーと思っていたのが18歳。



一浪の秋で、鮮明に覚えているのがK君と予備校をさぼって

朝から晩まで新橋の映画館にこもったこと。

お袋の作ってくれたお弁当を食べながら、

俺はいったい何をしているんだろうと自己嫌悪に陥っていると、

映画のラストシーンで最寄りの豊田駅が大写しになって、

愕然とし、なんだか神様的なものから

「現実から目を逸らすな!ばか!」

と頭を小突かれた感じがして、

その後K君とも喧嘩をして暗澹たる思いで帰途に着いたのが19歳。

のちにK君も2浪して、早稲田の政経学部に進学しました。

K君、元気なんだろうな。



20歳の秋には僕は彼女がいました。

今思い返してみても、地に足がついた、

お互いの夢をかなえ合うことに懸命な、

微笑ましい付き合いをしていたと思います。

秋の時期は、毎週金曜日、立川の昭和記念公園の無料スペースで、

閉園を告げるショパンの「別れの曲」が流れるまで

芝生に寝転がっていて、

その後は一緒に世界史の授業を習う日々を過ごしていました。

金曜日の昼下がりだけが唯一の息抜きでした。

彼女は現代文が苦手で浪人したのですが、

最後の模試で国語の偏差値80を超えたのは

めちゃくちゃ嬉しかったな。

結果、第一志望以上の大学に進学が決まり、

僕も第一志望の早稲田大学第一文学部から

ようやく合格通知を貰えたわけです。

さて、長々と僕の受験時代を振り返って

君たちに伝えたかったことは何かというと、

「秋」は「淡々と粛々と」、

「現実」から目を背けずに目的に必要なことをこなすのみ

だということです。

「現実」が見えてくるのも「秋」ならば、

今なお「現実」の実現は遠い、

ということが実感として迫ってくるのも「秋」です。

お茶ゼミ生ならば毎週のウィークリーテストと

テキストの正答率から目を背けず、

然るべき課題を粛々と行うのみです。

あと、やっぱり受験勉強は高2の今くらいから始めるべきです。

高2生は「現実」、つまり志望校との距離感は取りにくいでしょうが、

年明けの「センター試験チャレンジ」を利用してみてください。

今年度の「センター試験チャレンジ」

かなりバージョンアップしています。

詳細はまた後日。お楽しみにです。


KEY:[秋元・入試・受験・大学・国語・センター試験]

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2012年10月25日 | やる気アップ!