【Benesseマナビジョン・お茶の水ゼミナール】
早慶・難関国立 合格の流儀

トップ > 早慶・難関国立 合格の流儀> 英文の構造把握とは(3)

尾形講師

英文の構造把握とは(3)



だいぶ間があいちゃいました。ごめんなさい。

もうだいぶ前の話ですが、続けます。



Cry me a river.という文の意味を考えてみよう、という話。




前回扱ったように、

I cry a riverでSVO

「私は河の涙を流す」→「涙が河のようになるまで泣く」

という意味です。

ではCry me a river.はどのような解釈になるのでしょう?





命令文ですね。文型は?

Vの後ろに“me a river”と、

「名詞が連続している」ということに注意しましょう。



名詞は文中で「S, O, C」のはたらきをします、

というか原則「S, O, C」のはたらきを「せねばならない」。

これを強く意識しておきましょう。



ということは「V+名詞+名詞」は

「VOO」か「VOC」の可能性しかありません

(「VOS」なんつう文型はないのですから)。

この文の場合はどちら?



「me=a river」という関係はなさそうです。

イコール関係ではない。

ということは「O=C」という関係ではなさそうです。

よってVOOだろうと予測できます。



VOOは「O(人)にO(もの)をVする」というイメージです。

つまりCry me a river.「私にa riverをcryしなさい」という意味。





ここで「わかった!」という人はそれでOK。

「え?どゆこと?」な人は書き換えてみてください。

「VO(人)O(もの)」は

「VO(もの)to/for O(人)」で書き換えられます。

この場合はCry a river for me.となります。

前回の(だいぶ前だけれども)記事を読んだ人ならわかるでしょう。

つまり

「私のために涙が河のようになるまで泣きなさい」

という意味なのです。

前も書きましたが、

「さんざん私を苦しめておいて、

いまさら私に『寂しい』とか泣きついてもムダよ」

という女心を歌った歌の一節です。こわいこわい。



ともかく、名詞は原則「S, O, C」のはたらきを「せねばならない」

これはかなり難関大受験に必要な考え方です。

これに関しては日を改めてまたお話します。





次回からはそろそろ皆さん始めたであろう「過去問対策」。

ここらへんの話についてやっていきます。




KEY:[尾形・英語・入試・受験・大学・早慶・英文・構造・名詞]

尾形先生へのリクエスト・メッセージはこちら

☆お茶の水ゼミナールで国立・早慶GMARCH入試対策☆



2011年10月19日 | 英語