トップ > 早慶・難関国立 合格の流儀> 11年度早慶・難関国立入試(2)~早慶編~
早慶入試の特徴は以下の3つの点だという話の途中でした。
①語彙に対する「強靭な基礎力」
②正確に英文の構造の把握する「構造分析力」
③長文の大意の「まとめ力」「言い換え力」
今日は②についてお話しましょう。
早稲田大学文化構想学部の長文の一節です。空所に入るものを以下から選べ。
Great writers are sensitive to our human situation, not just commenting on what they ( ) happening in the world.
(a)are (b)keep (c)mind (d)see
「英文の構造を文析する」という習慣がついてない人は
「be 動詞+~ingで(a)かな? keep ~ingってのもあるから(b)かも、
いやmindの後ろも~ingだから(c)かな……なんでもよくね?」
となるでしょう。
おわかりかと思いますが、こういう態度が一番よくない。
構造を文析してみましょう。キーになるのはwhatです。
what=the thing whichですから、後続の節(they~world)に対し、
名詞(=S, O, C)のはたらきをしています。
繰り返しますが、名詞はS, O, Cの役割を果たします。
つまり、英文構造の分析にあたって「名詞がS, O, Cのいずれの役割か」
を確認することは非常に大事です。
このような空所の語句補充問題でも「名詞の役割」が
キーとなって解けるパターンというのは非常に数多くあります。
what節を分析してみます。
what they ( ) happening in the world
? S V
?の部分は、当然Sではないし、Cだと考えるとhappeningという語が
何の役割を果たしているかわかりません。
ということはOだろうと。つまり、普通の語順に戻して考えると、
they ( ) what happening
S V O
空所には「目的語+~ing」の語順をとれるものが入る。
もうおわかりでしょう。知覚動詞はこの語順をとれますね。
正解は(d)。
訳は「偉大な作家は、私たちの人間的な状況に敏感である。
単に世界で起こっているのが見えることについて論評するだけはない」
となります。
こういった問題では「単に見たことのある単語、熟語だから」
という理由で答えを選ぶと間違います。
普段の学習でも、構造分析、特に「名詞の果たす役割」を考えて
文章の意味をとっていく練習をしましょう。
息の長い文を日本語訳するというトレーニングが最も効果的です。
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2011年03月24日 | 英語