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秋元講師

センター試験直前・緊急特集 『小説文』50点満点の秘訣ご開帳の巻



ご無沙汰です。

文字通り師走の日々を過ごしているうちに

クリスマスもM-1も終わっていてびっくり。

その間もコメントはちらほら送られてきていて、

ありがたいやら申し訳ないやら。

コメントの一つに

「先生のおかげで大嫌いだった評論文が得意になりました。

 ありがとうございます。 あと小説文の解き方を教えてもらいたい。

(原文ママ)」というものがありました。



御意。仰せに従います。

急遽予定を変更して「センター試験特番」やらせていただきます。




小説文の50点満点を構成している要素は2つ。

「日本語」力と「注意」力に集約されます。

「日本語」に関しては直前ではどうしようもないので、

当日のラッキーに期待するとして、

「注意」力に関しては試験前日でも有効なアドバイスができそうです。



まずそもそも何に注意するのか。

「小説文」の肝を一言で表すなら、それは「変化」です。

「時間・空間・視点・心情」の「変化」に敏感であることが求められる

テストが小説文なのです。

なかでも「誰の(視点)どういう心情か」が問題の中心になります。

また最近では「時間」、つまり「時系列」が入り組む

文章も出る傾向があります。

「時系列」の錯綜とは、例えばドラマの「木更津キャッツアイ」とか

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第一回放送とか。

要するに起こった出来事の順番通りに文章が展開しないものです。

より注意力が必要になりますよね。

2010年のセンター試験もそうでした。



以下に「小説文」のポイントを箇条書きにして紹介します。

「小説文」が皆目わからない苦手意識の強い人は是非参考にしてみてください。



 初読時は「変化」に気を付けながらスピード優先で目を通す。

その際、「心情」を表す表現にはチェックを付けておくといいでしょう。

 傍線部問題は、「傍線部」から考える。

ここが「評論文」と最も異なる点です。

場合によっては「傍線部」にしか「根拠」がない場合さえあります。

 「解答」が確定しない場合は速やかに「消去法」に切り替えること。

つまり「小説文」とは「間違え探し」の能力が問われている

といってもいいでしょう。

 なかでも最後の「本文の特徴」を問う設問は

初めから「消去法」で攻めること。

● 見た目が「近代小説」と「現代小説」と2タイプあるように思われるが、

対処法に変わりはありません。

むしろ「小説文系小説文」と「評論文系小説文」があるのだと僕は言いたい。

「小説文系」とは先に言ったようにとにかく「変化」に敏感で

「日本語」力と「注意」力だけがひたすら求められるもの。

「評論文」系とは部分的な文章の「整理整頓」能力が求められるもの。

「繰り返し・対比・因果関係・具体例」を整理整頓しないと

「解答」が確定しない文章のことです。

近年でいうと「夏目漱石」の文章がそうでした。



ともあれ、「センター小説文」には「読書感想文」に必要な

「感性」なるものは不要だということです。

今回は緊急のアドバイスで具体的な検証を提示しなかったため

ピンとこなかったかもしれませんが、

本番で最高の点数が取れることを祈りながら書きました。

いい結果が出たらまたコメントください。



それではよいお年を。

あるいは明けましておめでとうございます。

(つづく)



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2010年12月27日 | 現代文