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秋元講師

古典文法の意義②



この2ヶ月間、My vision8・9月号の

原稿のやり取りを何度かしてしいて、

そのたびに見違えるくらいに原稿が洗練されて戻ってくることに

素直に感動しています。




餅は餅屋というかさすが進研ゼミなのですね。

よく本の巻末で編集の○○氏に謝意とかいう決まり文句を目にしますが、

あれは社交辞令ではなかったことを知りました。

編集のKさんありがとうございます。

仕上がりが待ち遠しいです。

高1の進研ゼミ会員のみなさんお楽しみに。

僕も楽しみです。



さて、その9月号で紙面のスペースの都合で

十分に解説ができなかった入試問題がありました。

2008年度早稲田大学法学部の問題です。



古文といったって所詮同じ日本語なんだし、

古文単語を2~300語でも覚えておけばなんとかいけるっしょ、

なんて舐めている受験生をガツンと一発かますような渋い良問です。

僕自身、「古典文法」を毛嫌いしていて、気合いで読もうとしては撃沈、

「古典文法」をマスターしてからは

一気に古文が自動的に現代語に変換されるようになって

呆気にとられるくらい点数が上がったことは前にも書きました

(「早稲田への古文」参照です)。



そういえば昨日、お茶ゼミの理系の男子バイトと飲んでたときに

「おれ、先生のセンター国語習っただけなんですが、

本番で40点アップでしたよ!すごいっすよ!」

なんて会話があったのですが、僕がすごいというよりは

「古典文法」というツールがそれだけ強烈だということなのです。

というわけで、以下にその問題を紹介します。

「古典文法」の意義を痛感する典型問題です。

是非チャレンジしてみてください。



 傍線部「しづめりけるころ」の具体的な意味として

最も適切なものを次の中から一つ選べ。



イ 過去の記憶を海底に沈ませるようにしていたころ

ロ 宮中での日々を想起しつつ自然と交感していたころ

ハ 国の乱れを落ち着かせることができたころ

ニ 俗事に惑わされないで静かに生活していたころ

ホ 都から退去して失意の状態にあったころ



さてどれを選びましたか。

諸君の幸せを願う僕としては是非とも間違えて欲しいと思うのです。

なんとなく正解されちゃったらこの問題を紹介した甲斐がありません。

間違えた人こそがツイてます。

僕は1浪の9月まで受験を舐めて現実を直視しなかった挙げ句の2浪ですから。



解答は次回に発表しますが、

どの選択肢を選んだかで自分のアマチュア度がある程度わかっちゃいます。

お楽しみに。



え? 手がかりがほしいですか?

以下のマニュアルを参考にして改めてチャレンジしてみてください。



☆解釈(口語訳)問題の作法

Step1 品詞分解する

Step2 ポイントを洗い出す(マニュアル総動員)

Step3 頭から機械的にポイントを再合成(直訳)



解釈問題の場合だけはどんなに短い文でも「品詞分解」すべきです。

またどんなに長い文でも以上のstepを踏めば難易度に変わりはありません。

まずは「直訳」が重要で、「直訳」を精確に握っているからこそ

「意訳」にも対応できるようになるのです。



では、次回お楽しみに。1週間後にはアップします。



KEY:[秋元・国語・古文・古典文法・暗記・入試・大学]

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2010年05月31日 | 古文