トップ > 早慶・難関国立 合格の流儀> 早稲田の長文 番外編その3
前回の宿題。早稲田大学国際教養03年サンプル問題より。
ヨーロッパでは17世紀ごろに「科学革命(Scientific Revolution)」が
起こったとされている。
しかし「科学革命」がどのようなものだったかということについては、
歴史家によって意見が異なる。
このことは「科学革命」が歴史家のconceptual categoryだった
ということを示している。
こういう流れの文章。
さて、conceptual categoryとはどういう意味でしょうか?
というものでした。
これ、「概念的カテゴリー」と訳して、理解できる人はそれでOK。
ただ、「それじゃよくわかんない」という人もいると思います。
どこがわかんないか? 「概念的」の部分でしょうね。
conceptualを英英辞典でひいてみましょう。
「思考にもとづいた、頭でこしらえた」みたいな意味が載っていると思います。
そうすると簡単、「頭でこしらえたカテゴリー」というとですね。
「科学革命」とは「フランス革命」や「辛亥革命」と異なり、
はっきりとした実体(具体的に起こった日付とか)が存在しない、
歴史家が頭で考えだしたカテゴリーなわけです。
大して難しくないでしょ?
「抽象的な文章って、実は単語に騙されて抽象的に見えることが結構ある」
と前回書きました。
実感していただけましたでしょうか。
次回、このシリーズのまとめに入ります。
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2009年12月21日 | 早稲田