トップ > 早慶・難関国立 合格の流儀> 早稲田の長文(4)
09年早稲田大学商学部大問5(設問2)の解説の途中でした。
以下がその問題。
「あらゆる国々は、継続的な経済成長に興味をもっていると一般に分析学者は
assumeしている」しかしながら「this conventional wisdomは、一部の工業化した
国家においては現実を反映しているとはいえない」
(設問)下線部の意味にもっとも近いものを(a)~(d)から選べ
(a)accurate predictions (b)meaningless traditions
(c)unchallenged assumptions (d)useful knowledge(正解は(c))。
(c)のchallengeは意外に難しい単語です。相手に向かって「ケンカを売る」。
ズバリこれがchallengeのイメージ。
“challenge 人”ならば「人にケンカを売る」=「人に挑戦する」。
ここまではOKですよね。
では“challenge モノ”はどうでしょう?
例えば “challenge the traditional belief”。
「伝統的に信じられているものにケンカを売る」
=「伝統的に信じられているものに『異議を唱える』」
という意味になります。
challengeのこの意味(「異議を唱える」)は絶対に押さえてください
(よく「登山に挑戦する」などと英作文するときに、
challengeを使う人がいますが、登山にケンカ売るわけにいきませんから、
これは×。tryを使うべきです)。
challengeは名詞で使うと
「(自分に)ケンカを売ってくるもの」=「難問、課題、挑戦」。
また、challengingは「(自分に)ケンカを売ってくる」
=「てごわい、難しい(けれどやりがいがあって面白い)」
という意味です(日本語では「冒険心がある人」みたいな意味で
「チャレンジングな人」などという表現をしたりしますが、
これは英語としては×)
さて設問に戻ります。
前回からの知識を総動員して設問をもう一度考えてみましょう。
下線部は「この型にはまった知識」。
選択肢(c)は「異議を唱えられていない思い込み」。
解答の決め手は単語力だと実感できたでしょうか。
ということで、解説だけでかなり字数が進んじゃいました。
次回、「早稲田長文における単語力」についてまとめます。
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2009年10月29日 | 早稲田