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秋元講師

「早稲田への漢文④」



予告通り「箒」の続き。そもそも「棕櫚(シュロ)箒」とは何か。

「棕櫚」とはヤシ科の植物のことで、

その棕櫚皮から作られたのが棕櫚箒なのです。



僕のシュロ君は7玉で2000円台。

高いのは6万円とかしてもはや工芸品の域ですね。

シュロ君は特にフローリングと相性がいい。

フローリングの細い溝を実によく掻き出してくれるのです。

朝起きるともう僕はうずうずしてシュロ君握りたくて仕方なくて、

シュロ君を手に取ると床をやさしく愛で撫でるように1往復。

毎朝レレレのレ。

目に見えなかった埃がいつの間にやら毎回驚くくらい集まってくる。

この感動は綿菓子を作るのに似ています。

何にもない空間に割り箸を入れて回していると

いつの間にやら綿がふわってできあがってくるあの感じ。

毎朝届けられる埃は神様からのギフトだなと思います。

次回棕櫚箒のさらなる魅力に迫ります。

「棕櫚箒の魅力②」お楽しみに。



もう何のブログだかわからなくなっていますが、僕は大変満足。

箒の話をしている間はきっと更新早いです。

この勢いで今から「漢文」いきます。




今回からは「設問」を分析に入ります。



問一 傍線部1「吏令人各作楫一双」は、

「りひとをしておのおのしふいつそうをつくらしむ」と読む。

この読み方に従って返り点をつけよ(送り仮名はつけないこと)。



驚くべきは「読み方」のヒントが付いたこと。

やっぱり漢文のレベルは下がってきてます。

「文型」の概念があればヒントがなくても対応できます。



が、せっかくなんでヒントを利用しましょう。

まず「基本句型」がないかをチェックします。

「使役型」が埋め込まれています。



 ☆令AVO→AをしてOをV(未然形)しむ→AにOをV(さ)せる  



この場合は「人をして楫一双を作らしむ」→「人に楫一双を作らせる」ですね。



あとは「単語」



 「吏」→「り」…役人

 「各」→「おのおの」



二つとも基本単語で憶えるべきですが、でも仮に憶えてなくても

「漢字力」、つまり二字熟語を連想して「吏」は「官吏」だな、

とか「各」は「各々」からわかりませんか。



あとは大前提として「返り点」の作法を知っていれば

「吏 令 人 各 作 楫 一 双」と出来上がり。



今回の教訓は、漢文のレベルが下がっていようが

「基本句型」の理解・暗記は必須ということ。

前に「漢文一ヶ月」といいましたが、

「基本句型」のマスターに「一ヶ月」といってもいいかもしれません。



「基本句型」さえ押さえれば

イマドキの漢文はだいぶ詰めることができるのです。



次回、問二以降は「早稲田」らしい問題ばかりです。お楽しみに。



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2009年09月28日 | 早稲田