トップ > 早慶・難関国立 合格の流儀> ラーメンと数学
あらためてはじめまして。
このブログの数学を担当する武田です。
数学を教えているけれども、実はラーメンについての方が詳しかったりする。
ラーメン屋巡りに終わりはない。
ラーメンのガイドブックを何冊もコンプリート(掲載店全店制覇)しても、
そこに載らない目立たぬ名店、隠れた佳店は後から後から現れる。
年に数回でも、新しい感動の味に出会えることを期待して、
飽きもせずに僕は食べ歩く。
学業にも似た構図はある。大学受験に限定して話をする。・・・
一般的な市販の数学の参考書を何冊も隈なく勉強しても、
そこからは知り得ない数学的事実を扱う問題は毎年出題される。
例えば今年の東大の理系の大問1、文系の大問2。
そこで扱われていた事実は、
である.これを証明する問題。
これはフェルマーの小定理
を数学的帰納法で証明した経験があれば、何の苦もなく答えられる問題である。
仮にフェルマーの小定理について何の知識もなくても、
東大を受けようという受験生ならばこの程度は腕力でねじ伏せて欲しいが、
それでも経験がない受験生にはやや苦しい問題であっただろう。
ちなみにお茶ゼミでは去年の夏期講習でフェルマーの小定理を
扱っていたので、試験会場でこの問題を見て、
にやりとした生徒もいたことだろう。
フェルマーの小定理以外にも、
整数問題には多くの参考書に書かれていない手法が多数存在する。
ここでは内容まで踏み込まないが、例を挙げておく。
合同式、鳩の巣原理(部屋割り論法)、ユークリッドの互除法、ペル方程式。
これらの言葉をキーワードに調べてみるといい。
ここを入口に整数の世界は広がっていくはずである。
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2009年06月22日 | 数学