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早慶・難関国立 合格の流儀

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秋元講師

「僕が馬鹿だった頃②」

というわけで前回の続きです。

今回は具体的に話すのでした。



結論を先に言います。



○「現代文」は内容をあらかじめ知っているかには・・・



・・・左右されない。それどころか固定観念が一番の敵であること。

→「内容二の次」



○内容というか教養の有無を問うのではないとすると、「現代文」とは何を問う

科目か。

それは本文全体を精確に整理できる能力である。

→「構造ありき」



○今「整理」と言ったが何を整理するか。何に反応しながら本文全体に

目を通すのか。

それは「テーマ(話題)」とそれに対する「定義(主張)」である。

→「テーマ・定義が論理文のエンジン」



○ではどうすれば「テーマ・定義」に反応できるのか。

二つの要素に敏感になれば自ずから「テーマ・定義」は浮き上がる。

二つの要素とはいわゆる「対比」と「言い換え(Ex.)」である。

→「対比とEx.が僕らを救う」

  ※ここでいうEx.とは、「具体例」だけでなく「比喩」「引用」も含む。



○以上の作法に従って本文全体を整理し終わってから設問に移ること。

→「読みながら解かない」



○その際に解答はあらかじめ握っておくこと。

→「選択肢から考えるな」



…他にも

「傍線部の問題は傍線部の中身から考えるな」

「脱落文は脱落文から考えろ」

「指示語は空欄と見なせ」

「接続詞問題はそのためだけに読み直せ」

等のマニュアルがあるのですが、いずれにせよ「現代文」は一度作法を

身につけたら内容の難易度、相性に振り回されず淡々と捌いていけばいい

科目だという認識転換が僕に起こったのです。

まるでスポーツみたいに。スポーツだから多少の好不調はあってもセンター試験

レベルならいつも満点が取れるようになったのです。



先ほどマニュアルといいましたが、マニュアルというからには普遍性がなくては

いけません。

実は僕が初めて以上のようなマニュアルを伝授したのは1浪の時の同級生S村君

でした。

S村君は前々回に紹介した西島君とも仲良しな好青年だったのですが、受験直前

期に自慢の彼女から振られてしまったのです。

その時の悲痛なほどの憤怒な表情は忘れられません。

「秋元、おまえ現代文できるよな。俺はセンターの現代文だけが心配なのだ。必

ず東工大に合格して彼女を見返したい。頼む」的なことを言われ、僕は自分の現

代文観を証明するいい機会だとも思い、自分の勉強はほったらかしにして余すと

ころなく彼に教授しました。

結果、本番で最高の点数をマークしめでたく東工大に進学しました。すごく嬉し

かったな。

僕はさらにもう一年浪人することになったけど。でもS村君のうって変わった笑

顔が僕の自信にもなったんだ。このとき初めて将来予備校講師になることを意識

したのです。

次回は古文を振り返ります。



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2008年06月24日 | 早稲田