経済的困難を抱える子どもの学びの支援

2017年07月24日

ユースソーシャルワークみやぎとの共同事業の開始について

公益財団法人ベネッセこども基金は、2017年度、ユースソーシャルワークみやぎと、子どものサポートに関わる団体の若手人材の研修・育成事業に取り組みます。

今回の共催事業では、ユースソーシャルワークみやぎが研修プログラムの開発・運営を通したユースソーシャルワーク人材の輩出・ネットワーク化の活動を担い、当財団はその活動成果をもとに活動ノウハウの抽出・モデル化による発信・共有活動を担います。

当財団では、2014年の設立以来、助成事業を通して、子どもの学びを支援する団体と関わってきました。その中で、多くの団体に共通する課題として組織基盤の強化、なかでも支援人材の育成があることがわかりました。

これを受けて、今後、当財団では、各団体の事業への助成に加えて、新たにテーマや活動上の課題を同じくする団体間の連携等を活かしながら活動基盤面のパワーアップのサポートにも取り組んでいきます。

そして、子どもの支援に必要な両輪のサポートを通して、課題を抱えた子どもの支援がより進む環境づくりの一助を担っていきたいと考えています。

今回のユースソーシャルワークみやぎとの共同事業は、その第一弾の活動となります。

 

■ユースソーシャルワークみやぎについて

 WEBサイト: http://ysmiyagi.org/index.php(団体概要等をご覧いただけます)

ユースソーシャルワークみやぎは、困難を有する子ども・若者を支える若手支援人材の育成をサポートします。

東日本大震災の発災後、被災した子どもたちを支えるために、たくさんの子ども・若者支援に関わるNPOや市民団体が立ち上がりました。その数は、最大被災地と呼ばれる宮城県石巻市だけでも、約40団体にものぼると言われています。 震災から6年が経ち、7年目を迎えている宮城県における子どもたちをめぐる状況は、未だに混沌としており、様々な形での支援・サポートが必要な状況です。

複合的かつ重層的な課題を抱えながら生きる子ども・若者を支えるためには、様々な角度から関わり、支援に取り組む人材が必要不可欠です。子ども自身が本来もっている力を最大限に引き出す教育的なアプローチ、健やかに生きていく上での環境要因を調整する福祉的なアプローチ、それらを組み合わせながら、かつ様々な支援団体・関係機関、地域の社会資源と繋がり、連携し、時には生み出し、支援を紡ぐ力、そんな力が今、支援者には求められています。

ユースソーシャルワークみやぎは、そんな支援者を育むと共に、支援者同士で育み合えるコミュニティ・ネットワークを、団体の枠を超えて生み出すことを目的に設立されました。支援の現場で孤立しがちな若年支援者を主な対象とした研修プログラムの実施、子ども・若者支援に関わるボランティアも含む支援者の裾野の拡大、当面はこの2つを主な目的として歩んでまいります。  宮城県全域、どんな場所に生まれても、どんな境遇のもとに生まれても、当たり前に子どもたちが生きることができる、そんな地域コミュニティが育まれていくその一助に、ユースソーシャルワークみやぎがなることができれば幸いです。

戻る

PDFがついている「PDF」形式のコンテンツをご覧いただくには Adobe Reader が必要です。

ページの先頭へ戻る