女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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    積田 綾子先生

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    長尾 公美子先生

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こどもの歯ぎしり

2016年03月14日(月曜日) 00時00分 川崎 万知子

皆様こんにちは。

まだまだ暖かくなったかと思うと寒い日がやってきたりと中々まだ春本番、とはいきませんが皆様お元気でお過ごしでしょううか。

 

今回はこどもの歯ぎしりについてお話したいと思います。

時々お母様方から

"子供が寝ている間、びっくりする様な音で歯ぎしりするんです・・"

とご心配の声を頂きます。

子供の歯ぎしりは原因がはっきり解明されているわけではありませんが、大人の様にストレスが関わっている可能性は低いといわれています。

10歳以下のお子さんでは3-4割程度でみられます。

発達の途中で噛み合わせを自然に調整しているという考え方もあり、自然にしなくなる事がほとんどなので過度の心配はいりません。

ただしすべてが永久歯に生え代わったのに続いていたり、歯のすり減りがひどかったり、顎の痛みを訴えるようでしたらお近くの小児歯科を受診してご相談いただくと良いと思います。

治療としては矯正治療の開始、マウスピースの作成(こちらは成長に合わせて作り直す必要があります)、リマインダー(起きている状態でも歯ぎしりをしてしまうお子さんの為に気づいてもらう様な治療)とった治療などがあります。

あまりにも長期で続く様なら大人同様、いじめに遭っている、などストレスがないかどうかのチェックも必要かもしれません。

 

では皆様、素敵な春をお過ごしくださいませ。

みんなとこどもから教わるもの

2016年03月03日(木曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは~♪♪♪

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

 

本日たくさん内容を考えたんですけれど、ちょっと今回はみんなとこどもから教わるものを考えてみたいなと。

 

それもこれも、最近感動したものが全部こどもの素直な目線を感じるものだから。

 

大人になり、ついこどもをコントロールしてしまいがちな私たち世代に耳と心が痛く、そしてこどもの心を思い出させてくれます。

 

1) 日本のパッチアダムスこと副島賢和先生!(^^)!

つい数日前、先生の公演をききました。

病院の院内学級の先生です。

こどもの『おなかがいたいよ』にどんな言葉をかけますか?

医療者や教育者がついかけてしまう言葉に耳が痛かった。

親がよくやってしまう、『いたくない、いたくない』はこどもにとって良くないのだという内容は、そうだと思いました。そう、こどもは痛いんですね。

でも大人は痛くないよねって言ってしまうことありませんか?

その時の子供の表情ったら。

Oh!

講演後、先生とお話するお時間いただきました。

本当にいい先生でした。

こんな先生がたくさんいたらこどもたち、幸せ。

2) リンダクリアットウエイマン先生(^.^)

常に危険な学校のリストに入っていた、フィラデルフィアの低所得層の子供たちが通う学校に就任した校長先生。

熱すぎるこの校長先生が何をしたか。

こどもに期待しない教育がいかにこどもの可能性をせばめるか。

信じて行動するおとながいれば、問題校の生徒でもどうかわるのか。

TEDに登場されていますから、熱い話がききたいときはどうぞみてください。

3) ビリギャルの先生

ははは。

うっかり、通勤電車で泣いてしまいました。

すぐ読めます。

読んでない人、読んでみて(笑)

余談ですがなんせ私の出身中学、荒れていたので2)3)情景が想像できちゃう(*^_^*)

なんでこれらをご紹介したかというと、医学的にも説明がつくことがあるから。

 

例えばこどもに期待しない大人にずっと囲まれた子供たちは、慢性ストレスを抱えます。

急性のある程度のストレス反応は発育につながることがありますが、慢性のストレスは、脳細胞のつながりを科学的に遮断します。

(書いてるとすごく長くなっちゃうので詳しくはいつか(汗))

慢性ストレス下では正しく自分の感情表現ができず、しまいには活動しなくなる。

でも恐怖や不安の症状は増大。

考えの多様性がなくなり、暴力やうつのようになる場合も。

これは脳科学上人間の自己防衛本能と考えられています。大人に話を聞いてもらえ、感情表現をさせてもらえるこどもたちはどう育つと思いますか?

 

今回列挙した3つは全然違う話ですし、登場する先生も個性が違います。

でも共通するのはこどもの可能性を信じていることと、こどもの素直さに敬意をはらっていることなのではなのかなあ(#^.^#)

あと、ビリギャルでは視覚を利用した学習支援なんかもみえてきちゃう。

 

こどもたちが、信じてくれる大人や仲間に囲まれ、すくすく育ちますよう♪

お肌への女性ホルモンの影響

2016年02月17日(水曜日) 12時00分 長尾 公美子

今回は女性ホルモンの肌への影響についてお話します。

妊娠中に肌荒れしたり、肌の調子がとても良くなったりと、女性ホルモンの影響を感じたママは多いと思います。

妊娠期に限らず肌トラブルには毎月変動する女性ホルモンが強く影響しています。

日々感じる肌トラブルの原因は、気候による乾燥や紫外線だけではありません。

女性ホルモンは年齢ごとに影響が異なり、またストレスなど生活の影響も受け不安定です。

女性ホルモンの影響の強さには個人差もあるので、これで大丈夫、という決まったケアが見つかりづらいため、女性の肌ケアは難しいのです。

特に思春期、妊娠出産、更年期に女性ホルモン量は急激に変化するので、女性ホルモンによる肌トラブルを感じやすくなります。

女性ホルモンによる肌の変化を知って、少しでも肌ケアがしやすくなれば嬉しいです。

 

女性ホルモンには

・エストロゲン(卵胞ホルモン)

・プロゲステロン(黄体ホルモン)

があります。

生理周期もどちらのホルモンの影響が強いかによって肌への影響が異なるので、生理前、生理後の肌が違う、という不安定さに毎月悩まされることになります。

ホルモンの影響

1、 セラミド低下による保湿力低下
セラミドとは、細胞間脂質といって、角質細胞の隙間を埋めて、肌に水分を保つ働きをする成分です。

皮膚バリアを形成し、様々な刺激から肌を守る働きをします。

セラミドはエストロゲンにより高く保たれます。

このため、エストロゲン量が低くなる生理前後は肌が保湿力を失い、肌荒れしやすくなります。

毎月生理前後に肌が不安定になるのは、セラミド量が不安定であることが大きく影響しています。

更年期以降エストロゲンが減少すると、セラミド量の低下により常に乾燥し、肌荒れしやすくなります。
エストロゲン量が低下する生理前や更年期以降は、セラミドがしっかりと保持できるように、摩擦を減らし、適切に保湿して肌を刺激から守ることが大切です。

2、 膠原線維減少によるたるみ

肌がたるみや張りを失うのは真皮の膠原線維が壊れやすくなり、量が減ることが原因です。

もともと女性は男性よりも膠原線維量が少なく、真皮が薄いのですが、女性ホルモンの分泌低下により40歳以降膠原線維の量は一気に減少します。

これはエストロゲンが膠原線維やヒアルロン酸などの合成、分解に関わっているためと考えられています。

 

3、皮下脂肪量の変化による体型の変化やたるみ

女性ホルモン分泌が減ると、皮下脂肪が増え、体型を変えるだけでなく、たるみを目立たせます。

真皮は薄い女性ですが、皮下脂肪は男性より厚いので、重さによりほうれい線やフェイスラインなどたるみの見え方が年齢により目立ちやすくなります。

 

4、皮脂や汗分泌量の変化によるニキビや乾燥

エストロゲンが低下すると皮脂分泌量は増加します。

生理前後にニキビができやすくなるのは、皮脂分泌量が増え、角層は厚くなって毛穴が詰まりやすくなることが原因です。

また皮脂や汗の分泌量も50歳頃より急激に低下します。

皮脂は皮膚を柔らかくし、皮膚表面を覆って水分蒸発を予防する働きがあるため、皮脂・汗量の低下により皮膚は硬く、乾燥しやすくなります。

5、血流量の変化によるくすみ、くま、むくみ

エストロゲンは自律神経にも働き、血管収縮を増加させることが知られています。

ホルモン量の増減により、むくみやくま、くすみなどが生じます。

 

6、メラニンの反応によるシミ・くすみ

エストロゲンは皮膚を厚く、保水量を高く維持するホルモンですが、メラニン色素の生成を促すため、色素沈着が起こりやすくなります。

妊娠期に肝斑ができたり、乳輪やお腹の正中部に色素沈着が生じるのもエストロゲンが影響します。

出産後はエストロゲン量の急激な低下により、急激に水分保持力を失いますが、色素沈着は少しずつ改善向かいます。

 

7、多毛・脱毛

女性も妊娠すると胎盤や卵巣からの男性ホルモンの影響を受けて一時的に多毛になります。

妊娠中はエストロゲンにより毛周期中の成長期が長くなり、抜け毛が少なくなりますが、出産後エストロゲンが一気に減少すると、毛は成長期から休止期に移行して急激に脱毛が起こります。

一時的な反応なので、少しずつ回復します。

 

こうして女性ホルモンの影響を挙げると、やはり女性は大変だなと思います。

ただでさえ大変な思春期、妊娠期、更年期に、肌トラブルに悩まされるのですから。

肌トラブルの原因は生まれ持った肌質や季節の影響だけではありません。

女性ホルモンも原因であることを知ると、季節ごとではなく、ホルモンの変動に応じたスキンケアができるため、トラブルを乗り越えやすくなるのはないかと考えています。

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