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骨盤底筋を鍛える

2018年05月23日(水曜日) 12時36分 長尾 公美子

皮膚科らしくないテーマですみません。

骨盤底筋は私の産後から続く個人的な努力テーマです。


私は美容医療のひとつとして、たるみ治療のための表情筋トレーナーとしても仕事をしています。

表情筋はトレーニングすると驚くほど頬のたるみが改善します。
この経験から、骨盤周囲の筋トレは産後の体型やトラブルだけでなく体の老化も防ぐ、とトレーニングの必要性をひしひしと感じています。


しかし!

産後のママなら皆さん分かってくれますよね、骨盤底筋の体操って、難しいです。

皆様どうですか?

膣や肛門を閉めたままで8秒間、これ簡単にできますか?

私は産後、尿漏れだけでなく3ヶ月まともに歩けないというトラブルを経験しています。

骨盤整体、パーソナルトレーニング、有酸素運動、ヨガ、ピラティスなど手当たり次第挑戦しましたが未だ元の運動が得意な自分には戻れません。

骨盤底筋トレが重要なことは分かっていますが、とても難しく、正直続きませんでした。

産後7年が経ち、下半身はどんどん太り、くしゃみした時、走った時に尿もれします。

更年期を意識する年齢になり、このままではいけないと焦りが募ります。

これは私だけに起こった現象でしょうか?


多くの方が悩みつつも、産後はこんなものと諦めているのではないでしょうか?


産後から更年期、尿失禁や子宮脱に為すすべもなく誰にも言えず悩む女性がたくさんいる、と医師友から聞かされています。


私は今後ずっと悩むのに耐えられません。

何かできるはず!


私がたるみの治療として実践している表情筋エクササイズは日々の表情の使い方をちょっとずつ意識して変えていく地道な作業です。


老化する動きグセがついている場合、表情筋エクササイズは正しくできるようになるまで骨盤底筋トレ同様、簡単ではありません。

ですが正しくできるようになると、もう老化だから諦めるしかないのかな、と不安に感じていた方でも、こんなに変わるのか、と驚く結果にたくさん出会っています。


筋肉は老化しますから、お顔も筋トレで若返ることができるという簡単な理論です。


これまで色々試してきたけれど、良くならない、諦めないといけない、と悩む人がいないよう、日々努力するのが医師の仕事。


では産後生じた骨盤周囲の筋肉の老化はどうしたらいいのか?

骨盤底筋群のトレーニングを成功させるにはどうしたらよいのでしょうか。



試行錯誤して当たり前のことに気付きました。


骨盤が開きや傾きがあると、骨盤底筋を鍛えるのはとても難しいと思います。


産後、骨盤が開いたり、前傾、後傾している方が多いと思いますが、このまま日常の歩行や運動をするとアンバランスな筋肉が形成されます。


骨盤底筋だけ鍛えようとしても、これより外側の筋肉のバランスが悪いと、内側にある骨盤底筋は簡単には鍛えることができません。


私は自分の体が間違って使われていることを知り、骨盤の位置が正しく保持する筋肉の運動を骨盤底筋のトレーニングに加えてみました。

不思議と併用することで骨盤底筋の筋トレが少しずつ簡単になりました。

たった1週間で尿もれが少なくなり、軽く走れるようになりました。

骨盤底筋トレは単独ではとても難しく感じます。

最も内側にある骨盤底筋を鍛えるには、その外側にある大腰筋や内転筋群などの骨盤を保持する深部筋(インナーマッスル)を鍛えておかないと、骨盤底筋を鍛えるのは非常に難しいと思います。

そして一般的によく指導されることですが、インナーマッスルのトレーニングだけでは尿漏れなどの女性特有の症状改善にはトレーニング不足です。

骨盤底筋のトレーニングとの併用に意味があると思います。

これらは骨盤や内臓を支える筋肉群として関連して存在しているからです。
インナーマッスルというと難しく感じ、ジムやパーソナルトレーニングに行かないといけないのかと思われるかもしれませんが、私は自宅や通勤電車内、学会で聴講しながら自分でいつもインナーマッスルと骨盤底筋を使って過ごす工夫をしただけです。


とはいえ正しくトレーニングしないと間違ったエクササイズをしてしまうので、知識を得て実践することが大切だと思います。


私は今はやりの膣トレや肛筋トレの書籍を購入して参考にしました。

いずれもインナーマッスルを鍛えながら骨盤底筋を鍛えるエクササイズです。


顔の老化や更年期や老年期の体の変化など、女性特有の悩みを抱えたまま生きることは女性にとってつらいことです。

元通りの体を取り戻す!

そのために地道なトレーニングを続け、また正しいエクササイズは皆さんにすすめていこうと思っています。

 

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