女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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食育と脳の関係

2017年09月20日(水曜日) 00時00分 川崎 万知子

皆さまこんにちは。

どんな夏をお過ごしになりましたか?

 

いよいよ秋の気配がしてきましたね

 

さて今回は"食育と脳の関係"がテーマです。

 

食育の中でも今回は"よく噛む事"についてです。

 

よく噛んで食べ得たほうが良い、とはよく聞きますよね。

もちろんよく噛む事で消化を助け、お子さんの顎やお口周りの筋肉の発達、そして歯並びにも良いと考えられます。

 

でも実はそれだけではなく脳にまで良い影響がある可能性があります。

噛む事と脳の活動との関係をMRI(磁気共鳴画像診断装置)と脳の血流を見る装置を用いて調べた実験があります。

噛みしめる力を段階的に上げていくと、脳の活性が増加していく事がわかりました。

 

高齢者では総入れ歯になると、健康な歯が揃った状態に比べて脳の活性は半分以下になるという事も分かっています。

 

更に、噛む時の姿勢を良くすることで脳の血流が増えるという実験結果も出ています。

 

これらの論文は大人の脳で調べたものですが、基本的な構造は子どもも同じですので、やはりよく噛む事、しかも姿勢よく食事をする事と脳の関係はあると考えて良さそうです。

 

お行儀や消化の為だけではなく、やはり子どもの頃から良い姿勢でしっかり噛む習慣をつける事は健康的な人生を送る為に大切な事なのです。

感情と記憶 ~楽しい記憶は覚えやすい~

2017年09月05日(火曜日) 00時00分 積田 綾子

みなさん、こんにちは(^^)。

 

まだ暑い日もありますが、大分秋の感じがでてきましたね。

 

うちは週末、津久井の友人の自然農園に行ってきました。

つるむらさきを折って食べ、なすや、しそなど野菜を収穫。

そば粉のガレットを農園で焼いてもらい、(うまし)その後は川で泳ぎました。

トンボや虫の数が半端ない。

虫が過ごしやすい環境で育つ野菜ですが、実はそれらの野菜にあまり虫はつきません。

不思議でしょ(^_-)-☆

 

その日いた子ども4人、みんないい顔!!

犬までご機嫌に!

(うちの娘も小学校での悩みがあり最近、反省したり落ち込んでいましたが、やっぱり遊びや気分転換でいい顔にもどるし、考え方も変わったりちょっと優しくなったりするみたい。彼女の成長を感じるそんな日でした。しばらく見守りですな。)

 

少し気になるのは、夏休み、遊ばないでがんばっているお子さんたちです。

私は田舎出身なので塾は中学生まで知らなかったほど塾にうとかったのですが、最近は小学校3年生でも夏期講習で夏休み中、朝から晩まで勉強する子たちもたくさんがいることを知りました。

うちの田舎も今はそうなのかしら(*^_^*)。

わたしは田んぼの間を駆け回っていた記憶しかない...。

夏休みの宿題はいつも最後の3日に倒れそうになりながらやった記憶があります((+_+))。

今のお子さんは、志も成長もあり、小学生で塾をがんばっている!

すごい!!

 

とはいえ、まだまだ子ども(#^^#)

がんばっているお子さんにはとくに注意して楽しい遊びは必ず入れてあげたいですね♬

遊びをいれないと学習効率も落ちますしね。

本人に学習の意志がない場合、どこかでストレスがピークになってしまわないかちょっと心配。

バロメーターはお子さんの笑顔かな。

勉強以外の時に思いきり笑えているかみてください。

なんでもいい。

夏休み、秋休み、楽しい思い出は必ずつくる(^_-)-☆

お子さんの夏休みの思い出どうでした?

 

私もちょっと書いてみます(^^♪)

夏休み娘の笑顔リスト:自然のなかでの友だちや犬との遊び、宇宙おしごと体験、トランスフォーマーの4D、自分で考えたおうちの節約ご飯、プール、楽器演奏、壁のペンキ塗りでした。星に関する自由研究も。

夏休みの娘の涙リスト:自分のふがいなさ(!)、親しい人の病気、きみの膵臓を食べたい(映画)、トランスフォーマー(映画)

 

みなさんはどうですか?

 

『感情と記憶はおおいに関係がある』

『大人はこどもの感情をよーくみよう』

 

そう。

『感情と記憶』についての研究が東北大学はじめ、いろいろなところで進んできました。

好きなカードゲームはよく記憶するけれど、漢字は苦手なお子さん、いますよね。

もちろん発達の特性があるお子さんもいるのですが、一方で実は記憶は感情をともなう方がよく記憶されることがわかっています。

 

ちょっとまえの食事をすべては思い出せないけれどとってもおいしい、あるいはまずいメニューはわかります。

海馬という記憶中枢に記憶が送られるには2つの経路があります。

①扁桃体といわれる場所を経由するコースと、

②嗅周囲皮質を経由する感情を伴わないコース。

①か②ひとつのコース片方だけ刺激しても記憶は残らない。

扁桃体で色やにおいの直感でおいしそうという感情を伴い、嗅神経周囲皮質経由でより詳細な味覚や臭覚が入る。

この①②2つが伴って食事の記憶となる。

感情を伴った記憶は、おぼえやすい。

 

だったら、夏休みの楽しい記憶は覚えやすい。

夏のにおいとともに。

一緒にキャンプにいった小4のお子さん。今まで魚が食べられなかったけれど、新鮮な素材を焼いてくれた人の優しい会話と、おいしいにおい、楽しい仲間の間でなんと魚が食べれるようになりました。

キャンプでの2回の食事とも魚制覇!

偏食は治らないとあきらめていた親御さん、うれしかったのではないかな。

本人も成長を感じたみたい。

見ているみんなもうれしかった。

 

もしかしたら偏食、学習、ぜひ楽しい感情をセットにすると脳が反応するかも(*^^)v

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、楽しいしかけ、やってみてくださいね(^^♪(^^♪

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