女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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じゃれつき遊び

2017年08月01日(火曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは~~!!

夏休みどうですか?

暑い!!

とにかくあつい!!

プール、じゃぶじゃぶ、行きましょう行きましょう。

暑いけれど夏休みはお子さんとのコミュニケーションにいい時間(^_-)-☆

普段働くパパやママもたくさんプールや草っ原でじゃれつきあそびをして子どもに近づいてみましょうヾ(*´∀`*)ノ

 

私の師、運動と脳発達の権威ハーバードで学生を教え、世界各国で講演にひっぱりだこのJohn.J.Ratey博士の講演はたくさん聴いたのですが、もっとも印象に残る一つはじゃれつきあそび!

 講演の中にホッキョクグマのスライドがあるんですけれど、最初は獲物の犬を狙ってるんです。

でも、獲物であるはずのワンちゃんの中に天真爛漫なワンちゃんがいて、大胆にも獲物のワンちゃんがあそびのポーズに!!!

すると...ホッキョクグマはどうしたかって?

遊ぶんです。

大喜びで!!

しかもそのシーズン...、ホッキョクグマは毎日ワンちゃんのもとを訪れます。

何のためかって?

『あそびたい!!』

からです。

遺伝子に遊びはすでに不可欠なものとして組み込まれています。

獲物をとるより遊びたかった??(ちなみに博士は遺伝にもとっても詳しいのです。)

 

遊びとはそれほど大事なもの。

レイティ博士は40年の医師人生、1週間で100の文献を確認しています。

確認するだけでなく、実際見たり行動するのが彼のすごさ。

でもホッキョクグマの反応は本当に驚いたんですって。

それらから彼はLaugh and tumble playについて学んでいます。

日本でいうじゃれつきあそび。

これが脳を発達させることを数多くの実証例から確信して世界で伝えています。

 

博士は日本訪問で、博士と栃木にあるさつき幼稚園の見学に行きました。

園長先生たちは、自分たちのしているじゃれつきあそびの科学的根拠が知りたくて博士の講演を希望されましたが、博士は博士でこの幼稚園に衝撃を受けていました。

本気本気のじゃれつきあそびのあとに、園での片付けが行われるのですが、園児の切り替えの早さ!!

片付けのすばらしさ、親御さんとのコミュニケーションの深さ、ほかの親御さんとのコミュニティーの確立の濃さ。

レイティ博士は、小学校の机の配置や運動は日本のそれよりアメリカの方がフレキシブルで子どもの発達に効果的な施設があることを知っています。(博士がそれにかかわって大きな功績を残しています。)

でもこの幼稚園のじゃれつきあそびはアメリカにも伝えるべきだとびっくりしていました。

園長先生もすごかったなあ。

アクティブすぎてちょっとしんぱいになっちゃいますが、みなさんどこ吹く風。

親も先生も子どもと遊びとその時間を心から大事にしているのがわかりました。

細かくいうと脳内の伝達物質やデフォルトモードネットワークやセントラルエグゼクティブネットワークが関わりますがここではおいてオキマス。

はい。

 

前頭葉機能、記憶、愛着形成、体の地図、位置感覚、体性感覚、眼球運動、力の加減、免疫、ストレス低減...健全な(健全なですよ!)じゃれつき遊びのメリットは、運動、学習、社会性、創造性、意欲面でも恩恵がはかり知れません。

 

いままでの常識を覆すぐらい自然で楽しい発達の方法、子どものストレス低減の方法をアメリカの施設がしっかり実践してしかもちゃんとちゃんと結果が出ています。

その関りで今は成人になった、問題行動や発達や学習も問題を抱えたかつての子どもの目が今も輝いています。

子どもの発達や行動に関してもっと希望を持っていい。

そう思います。

受験でも発達障害でも一緒。

行動制限やコントロール、投薬、だけで子どもがきもちよく発達するわけがない。

親が罪悪感をもって子どもを育てなくていい。

そんな、大きな功績を持つ本がアメリカにあります。

自閉症向けの本ですが、一般に役立ちます。その本は『Autisn and the stress effect』英語読める人は読んでしまって実践してください!

日本語版、ほしいですよね。

これ、Harbard, MIT. Georgiaとか世界的企業とかいろんな機関が入ってやった実験も骨格になっています。

実際に役立つHow toを翻訳していいとご許可をいただいたので、翻訳頑張ってみますね!!

乞うご期待。

 

これ、ちゃんと理解して実践すると、日本の常識を覆すぐらいとーーーっても温かくてすごいんだけど、なんせ実際をアメリカで見たものの私の伝える力が微力で...。

リハスタッフ、スポーツ選手、体育の先生、シェフ、農家、音楽の先生、デバイス開発関連の方、親御さんだれか一緒に実践してくれないかなあ。(こころのつぶやき)

いいってわかってるのに、この本を医療で実践する人が日本でひとりだと世に役立つのが遅いなあ...。残念だなあ...。なんて思ってます。

でも 今、少しずつ仲間が集まりはじめています。

ハートの熱い大学教授とつながるため、始発で明日は大阪へ行ってきます。

地道に検証して日本でも論文にしてみたいなあと思います。

 

さてさて、そんなこんなで、とにかくじゃれつきには最適な夏。

プールでじゃばじゃば、公園でどろだらけ、布団でお母さんにおこられながら!(^^)!

パパもじゃれつきあそびを!

 

来月はなんの話題がいいかな?

考えときます!

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