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舌小帯について

2017年06月23日(金曜日) 00時00分 川崎 万知子

皆さんこんにちは。

今日は舌小帯についてお話してみようと思います。

舌小帯というのは舌の裏側中央から下の前歯の裏近くの歯肉に伸びている筋の事を言います。

この筋は新生児の時には大人よりも厚く短いのですが、子供の成長と共に舌が大きくなる事で次第に長く引き伸ばされていきます。

この筋の成長による変化が起きにくく、短いままでいると舌小帯短縮症という事になります。

かつて舌小帯短縮症は母乳育児のために手術の対象となっていた時代がありますが、その医学的根拠はなく現在では積極的には行われていません。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因になると主張するグループもあったようですが、そちらも様々な調査や文献からその予防のための手術の正当性は認められていません。

舌小帯が短いとタ行、ナ行、ラ行、の発音(構音といいます)があいまいになる傾向がありますが、構音能力の発達完了期の5歳頃になってもなお構音障害がある場合には手術等を検討する必要があります。

構音障害の他に食事が上手くいかないといった機能障害も見られ、いじめや劣等感などの原因が疑われる場合には比較的早期(3-4歳)に手術の検討をする場合もあります。

3歳以降に構音や摂食障害の心配があるようでしたら小児歯科専門医に相談してみるとよいでしょう。

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