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髄膜炎ってきいたことがありますか?

2017年05月10日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは(^^♪

GWいかがでしたか?

楽しい思い出はできたでしょうか?

休みは大事ですね(#^^#)

 

さて、なんだか最近昔に比べて新しいお薬がたくさんでてきた気がします。

今回は、平成27年5月に日本でも発売された髄膜炎菌のワクチンについてみていきたいと思います。(値段は高い。全員に推奨されているわけではない。承認されたもの以外の種類も海外にはある。)

皆さん、髄膜炎ってきいたことがありますか?

簡単にいうと脳のまわり髄膜の炎症です。

ウイルス性、細菌性なんていうのがあって、健康でもかかりますし、細菌性髄膜炎の後遺症はシビアです。

一般に後遺症や死亡率も高い。

発症率が低くても知ると知らないとでは大違い。

髄膜炎ってそもそも私が研修医のころはまだ、日本髄膜炎予防事情はアメリカなどに比べて遅れていたんです。

髄膜炎を起こす菌は、一つではありません。

しかし、肺炎球菌、ヒブワクチンが日本で使えるようになったことで、日本における細菌性髄膜炎は激減しました。

肺炎球菌やヒブのワクチンはいま保育園、幼稚園ぐらいのお子さんが中心のご家庭では当たり前のように接種できているワクチンです。

このワクチンの恩恵は大きいのですよ~!

これらは、日本の小児科医が待ちに待ったワクチンでした。

それでもまだ、細菌性髄膜炎はある。

1960年代ぐらいまでは日本でも問題となった髄膜炎菌による髄膜炎。

日本では今は稀ですが(それでも日本での報告例はあります。)、健康な人にも保菌者がいることがわかっていますし、今後の展開は見守りましょう。

4歳ぐらいまでの小さなお子さんと、思春期前後ぐらいの若い子にかかりやすいこと。

日本も国際化社会になることが予測されることから、知っておいてもいい菌かなと思います。

アフリカの流行が多い地域やアメリカの寮生活などの密閉集団で問題視されている菌です。

イギリスでは1999年に流行があったのですが、その後ワクチンの制度が変わって状況は改善されています。

日本でいまは少数ですが、ヒト⇒ヒトでくしゃみなどから容易に感染しやすい菌ですので、アフリカに行く人やアメリカ、イギリスなどに留学する人なんかは予防接種をしたほうがいいことをお伝えしておきましょう。

 

自分が海外に行かなくても、国際化を感じたり、10年前とは違う気候の変化を感じる今日この頃だとおもいませんか?

過敏になりすぎる必要はないけれど、

予防の手立てがあるものに関してはまずは、ふむふむ。

と知っておく( ..)φ。

知ったうえで対応できるといいですね(^▽^)/

 

さて、日本特有のあの湿気の多い季節がやってきます。

負けずに対策していきましょう(#^^#)

ふとん気をつけなくちゃ~~(^^;)

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