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大人と子供のほうれい線

2016年11月16日(水曜日) 00時00分 長尾 公美子

授乳後満足気な赤ちゃんの顔をふと見ると...
あれあれ、ほうれい線?!
なんて経験、ありませんか?

授乳により口周りの筋肉をしっかり鍛えている赤ちゃん、

その筋トレ過程で一時的に頬と口周りの筋肉の境目に浅いほうれい線が出現することがあります。
でも大丈夫。

赤ちゃんや子供の皮膚はヒアルロン酸やコラーゲンが豊富で弾力があります。

また筋肉や脂肪も弾むような弾力を持っているため、表情筋の強い動きを吸収し、シワを残すことはありません。


ほうれい線がある子供もいます。

ほっぺがふっくら高く、鼻の付け根の横の部分に凹みがある場合です。

この窪みは生まれつきの形態によるもので、頬骨が平らな日本人に多く、加齢によるほうれい線とは異なります。

老けた印象を与えることはなく、むしろこのような窪みを持つ子供の丸い頬は子供らしく、愛らしく見えます。


大人のほうれい線は子供のとは違います。

頬がたるんで下垂し、ほうれい線は鼻の横から始まって口元からあごまで1本の線になってつながり、老けた印象を与えます。

ほうれい線は脂肪の量、骨の形、筋肉の動かし方、皮膚のたるみ、と様々な要因が重なって出現します。

大人のほうれい線、実に様々な形態があります。

同じほうれい線でも原因によりタイプが違うと深さや見え方が違います。


ほうれい線のタイプ
1.骨くぼみ型:子供同様頬が高い。生まれつき鼻の横に窪みがあり、幼い頃からほうれい線がある
2.皮膚たるみ型:日焼けや加齢により皮膚がたるみ出現するほうれい線、浅いシワになる、皮膚がたるみ、頬は痩せて疲れて見える
3.脂肪下垂型:脂肪が重く頬が下がることで出てくる深いほうれい線、マリオネットラインもでやすい
4.筋肉型:ほうれい線を作る表情筋の癖が強い場合に起こる、縦に長いほうれい線、特に笑った時に深くなる

5.混合型:1~4のタイプの原因が複合してできているほうれい線

ほうれい線はヒアルロン酸注入、高周波、超音波などのたるみの治療などで改善します。

ですがほうれい線は原因に沿って治療しないと治りにくいシワの1つです。

年齢を重ねることで混合型へ移行し、治りづらくなります。


そんな大人のほうれい線、心がけ次第で予防することができます。

そのコツは、筋肉の位置をよい位置に保って、子供のほうれい線に近づくことです!

ご自身でもできる予防法をご案内します。

1.正しい姿勢を意識しましょう

姿勢の崩れは筋肉低下を招きます。

お体の筋力低下は首回りの筋力低下につながります。

首の筋肉は頬までつながっているため、最終的にはお顔の筋肉も下がってほうれい線を作ります。


2.表情筋エクササイズを習慣にしましょう

口角を上げる筋肉は年齢とともに弱くなります。

頬の重さを支え切らず動きが少なくなり、頬がたるんでほうれい線を作ります。

表情筋エクササイズで口角を上げ、頬を高く保つ頬骨筋を鍛えましょう。


3.保湿を日々丁寧にしましょう

紫外線や乾燥は皮膚老化を進行させ、たるみにつながります。

ほうれい線周りにも丁寧にスキンケアすることを日々大事にして下さい。


残念なことに20代を過ぎると皮膚や脂肪が弾力を失い、筋力が低下してゆっくりゆっくりほうれい線ができ始めます。

また妊娠、出産は姿勢や筋肉量が大きく変わります。

この時期に皮膚がたるみ、筋肉の動かし方が変わり、一気にほうれい線がでる方もいらっしゃいます。

ほうれい線は皮膚のたるみだけではなく、脂肪や筋肉が大きく影響するので、スキンケアだけでは改善しません。

老化の象徴でもあるほうれい線ですが、姿勢や表情筋エクササイズを習慣にするだけで少しずつ改善します。

あきらめずに頑張りましょう!

風邪の季節到来!

2016年11月01日(火曜日) 11時00分 積田 綾子

こんにちは〜

なんだか寒くなりましたねー!

都内もチョット紅葉^ ^

風邪のお子さん多い。

いま、インフルエンザ、マイコプラズマ、溶連菌、おたふく、水痘、手足口病、ヘルパンギーナ、RSなんかで患者さんがいっぱい。

季節性はどうした?

ってかんじです。

(日曜日に一人で働いたクリニックは127人の受診❗️季節の変わり目おそるべし〜〜(´・_・`))

最近、昔と違って、やたらと迅速診断ができるようになりましたねー^ ^

便利な反面、診断が混乱することもあるから、ちょーっ冷静に見るためのポイントだけお伝えします。

 

その①

マイコプラズマ。

昔は四年毎流行るなんて言っていましたが2000年ごろからは、毎年順調に流行っています。

ただし、便利だけど、過剰診断多数の気配。

なんでかというと技術の進歩で採血でなく、手軽な迅速検査をする傾向にあるため。

偽陽性(そうではないのに、診断陽性)になる可能性も高い検査だからなんです。

取り方も配慮が必要だから、手技も影響します。

また、陽性になっている時間も、長いから今の状態でなく、以前の状態を反映してるかもしれないから。

マイコプラズマは年長児や青年は長く乾いた咳で困る。

かたや幼児さんは鼻水がでることも多い。

ちゃんと年齢によって症状との整合性をみないと

年長児以上はわりと症状がわかりやすいですが、2歳さんでマイコプラズマの疑いでくる場合は、私は「本当のマイコプラズマ?」と自問自答するように気をつけています(^^)

 

その②

RSウイルス。

よく保育園から調べて来なさいと言われてくるけど、2歳以上でRS単独で問題になる事は稀ですよ。

5歳はまず調べません。

外来で保険は一歳まで。

2歳さんまではツライ子もいるんですが...。

調べる時期は、風邪症状出て数日後、ウイルスが鼻の奥で増える時期。

ちゃんと、鼻の奥から粘液をとること。

精度がちがいますよ^ ^

 

長くなりましたー

 

ほかにもアデノ、溶連菌、インフルエンザなど色々ありますが、適切な時期に調べられると良いです。

症状との整合性があれば、とても有意義ですね(^ν^)

風邪の季節到来!

わからない事は担当医に聞きながら、元気に乗り切りましょう❤️

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