小児科医
初台リハビリテーション病院勤務。障害児保育園ヘレンアドバイザリーボード。小学生の女の子のママ。
産婦人科医
南流山レディスクリニック顧問医師。NPO法人医療情報広報局(i-koho)代表。3歳双子男児のママ。
歯科医
ホワイトエッセンス麻布十番M'sデンタルクリニック院長。2人の子どもを持つママ。
美容皮膚科医
美容皮膚科レイクリニック院長。男の子の育児と仕事の両立で日々奮闘中。
2016年04月21日(木曜日) 13時00分
2016年04月06日(水曜日) 00時00分
こんにちは~(*^_^*)暖かくなってきました。
桜も咲いて、いろんな植物が芽を出す楽しい光景がみられてきましたね\(^o^)/
本日は、ブロッコリーのお話をもとに、こどもだけでなくみんなに大事な食材のパワーと私たちの細胞の関係について考えてみたいと思います。
ブロッコリーって、どうやって選ぼうか、気にされたことはありますか?
ブロッコリーが体にいい理由は一般的に『抗酸化作用』っていわれているようです。
でもでも!(^^)!
ブロッコリーが含有する抗酸化作物質はあるものの、食事量では抗酸化作用は期待できない程度なのです...。
じゃあ体に悪いの?いえいえ。
実際はブロッコリーに含まれる『抗酸化成分+有害成分』が効果ありなのです。
ブロッコリーには昆虫に食べられないための毒、スルフォラファンが含まれているのです。
スルフォラファンが人の細胞にちょこっとストレス反応を活性化させ、体内で自らの抗酸化酵素の量を増加させる。
少量の有害物質は適度なストレス反応で細胞を活性化するってわけ。
人間の細胞を活性化して長い目で見れば外敵やストレスから強くするのに役立っている。
これが大地の恵みなんでしょうね♡
無農薬の方が、敵から身を守らないといけないからスルフォラファンが圧倒的に多い。
こういった例は違う野菜でも一緒。
先日無農薬でつくったお野菜を収穫する機会があったのですが、少しは虫がついていると予想しますよね(*^_^*)
しかしなんと予想外に虫がついていない(?_?)
農家の方に聞くと、これは、雑草や土のつくりかたなどで畑を工夫したこともあるものの、大きな理由は、野菜が天敵から身を守ろうと自らが酵素を出すからなのだそう。
ブロッコリーと一緒。
それもあってちゃんとつくった無農薬のお野菜は味が濃い。
同じ大根でも近隣の大根は農薬に守られて大きい。
しかし、大根は自分自身を守る必要がないので酵素は少ない。
全部無農薬のお野菜にしようなんて都会では大変だと思います。
でも、知っていれば、「あ、今日はお野菜に気を使ってみようかな。」とか、外食のチョイスに役立つかもしれません(^_-)-☆
子どもも子を育てる親も細胞を強く保って健康にいきたいですね(^^)v
ではでは良い春を~♪
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