女性が教える ママと子どもの健康BLOG

執筆中の先生 Profile

  • 積田 綾子 先生

    小児科医

    積田 綾子先生

    島田療育センター勤務。障害児保育園ヘレンアドバイザリーボード。小学生の女の子のママ。

  • 江澤 佐知子 先生

    産婦人科医

    江澤 佐知子先生

    南流山レディスクリニック理事。NPO法人医療情報広報局(i-koho)代表。2歳双子男児のママ。

  • 川崎 万知子 先生

    歯科医

    川崎 万知子先生

    ホワイトエッセンス麻布十番M'sデンタルクリニック院長。2人の小学生を持つママ。

  • 長尾 公美子 先生

    美容皮膚科医

    長尾 公美子先生

    美容皮膚科レイクリニック院長。男の子の育児と仕事の両立で日々奮闘中。

「 2014年4月」のアーカイブ

1 |

おいしい母乳を出すために

2014年04月14日(月曜日) 22時44分 江澤 佐知子

こんにちは。

 
4月は色々なことがスタートするワクワクの多い月ですね。

 
桜のシーズンはそんなウキウキ気分を盛り上げてくれる‘何か‘ がありますよね!

個人的には、仕事をしながら通学していた大学を桜の開花の時期に卒業し、
桜真っ盛り時期には友人達の妊娠判明や出産ラッシュがありました


庭の草木はいろいろな花が咲き始め、春を実感しています。

さて、今日のテーマは母乳です。


胎外に出た赤ちゃんは、生まれたその日から自分で母乳を飲んで消化します。
初めの一週間は黄色がかった初乳が出ますが、そこには〝生まれてすぐの予防接種“といわれるほどたくさんの免疫物質を含んでいます。

母乳育ちの子は病気やアレルギー体質になりにくい、といわれる所以ですね。

最初は出にくくても、何度も吸わせてあげることが出やすくするポイントです。
また、母乳を吸わせることで子宮の収縮が促され、産後の回復も早くなります。
逆に妊娠中に乳首を刺激すると子宮が張りやすくなるのはそのためなのです。
これには、プロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンが関係しています。

ここでよくある質問として、母乳の出を良くする食品、注意したい食品をあげてみましょう。

○おいしい母乳を出すために
お母さんの血液と母乳はとてもとても密接な関係です。
カルシウムの多い、小魚、ひじき、小松菜、チーズ(脂肪分の低いもの)、
たんぱく質は、豆製品、魚、肉とまんべんなく、
鉄分は、貝類、小松菜、プルーンなど積極的に摂取しましょう。
水分は2リットルを一日の目標にします。甘いものは、取りすぎると致質が変わるので控えめに。洋菓子より和菓子、洋食より和食が理にかなっています。


○注意したいもの
言わずとしれた添加物の多いハムなど加工品やできあいのお惣菜、インスタント食品。
乳脂肪たっぷりの乳製品や、アイスクリームやケーキ、
高カロリーの動物性脂肪の多いお肉、揚げもの、ピザはイターイ乳腺炎も起こしやすいので要注意です。

そうそう、授乳中に次の妊娠が判明した場合は、子宮を張らせないためにも早期の断乳をしましょうね!

 

 

川崎病って知ってますか?

2014年04月02日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは~(*^^*)

 

春です!

 

併設保育園の園庭に、小さな桜が今年も咲いてくれました。

 

通勤中に見える多摩川の土手も、だんだん緑が濃くなってゆきます。

 

活動したくなる季節ですね!

私は娘のアウトドア用のかっぱ、速乾のTシャツと下着、ラップスカートを買って、今年も山登り、キャンプに海にプールにと想像して今からわくわくしています。

 

ところが~!

一昨日まで娘が高熱6日間。

川崎病にならないかとヒヤッとしました(^^;)


そんなこんなで、本日のテーマは「川崎病」です。

 

長い熱があると、小児科医が考える病気です。


聞いたこと、あります?年に1万人。

 

実は、小児科にいるとそうそう珍しくもないのです。

 

熱が5日すぎても、下がらない、抗生剤も効かない。

 

そういったときにご注意。

しかも、みなさんが、保育園でよく聞くアデノウイルス(プール熱もこのウイルスが原因)、溶連菌感染症、麻疹なども経過によってはよ~~く似た症状です。


➡川崎病で問題なのは合併症があることなのです。

 

症状は主に6つ。

 

専門用語はかみくだきます。

 

流し読みしてください(^^)v

全身の中・小の血管の炎症が症状をおこします。

①発熱(多くは5日以上

②目の充血

③赤い唇やイチゴのように赤い舌

④発疹

⑤手や足の腫れやむくみ

⑥リンパ節の腫れです。

このうち5つ揃えば診断されます。4つでも他の疾患が除外できて検査をすると診断になることがあり、BCGが腫れてくることが補助的に診断の助けになることもあります。)

 

合併症で最も有名なのは心臓の大事な、冠動脈という血管に炎症をおこし、放置するとこぶがぼこぼこできること。

こぶができると血管はもろくなり、ひどいと壊れるので、命の危険がでてしまうのです。

⇒この合併症を防ぐために、小児科医は発見と治療のタイミングに力を注ぎます。

  そのための採血や心エコーも大事な検査です。

 

私の弟が川崎病にかかった一昔前は治療法が確立しておらず怖い病気でした。

今は、医療がすすんで、適切に発見、診断ができて入院ができれば多くの方が合併症なく治るようになりました。

血液製剤や、ステロイド、内服が主な治療で、場合により免疫抑制剤や炎症に対するお薬を使いますが、治療の進歩は格段です。

 

細かい経過は覚えなくてかまいません(*^^*)

診断は医師の仕事。ママたちは、こういう病気もあるんだ~~~!

受診のタイミングが大事なんだ~~!ということがわかればいいのです。

 

発熱5日しきたら、まず、どんなお熱でも

あれ?

と思うこと。

どこか赤くなったり腫れたりしていませんか?

受診してみましょう。

川崎病の場合は合併症があるのでどんなに遅くとも7日目ぐらいまでには診断したいところです。

 

さて、今日から娘も元気です。こどもはよく熱をだすものですが、治ると別人!


週末は公園か山にでもつれていこうかな(^^)

1 |

ページトップへ