女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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乳歯の治療

2014年03月19日(水曜日) 00時00分 川崎 万知子

皆さまこんにちは。

春は入園、卒園、入学と行事もいろいろ、進級してクラスのお友達も変わったりと何かとワクワクドキドキの季節ですね。

 

ところで乳歯の治療って本当に必要?・・

と思われる事はありませんか?

そのうち生え替わるのに怖い思いをさせてまで・・

 

と。

 

実は乳歯は永久歯よりもデリケートで小さな虫歯でもすぐに重症化してしまいます。

その割にかなり虫歯が進んでもなぜか痛みを感じにくいのです。

 

乳歯が虫歯になったままで気付かないまま、あるいは治療しないままで良く噛めないと、あごが大きく育たず永久歯が綺麗に並ぶためのスペースが出来にくくなってしまう可能性が出てきます。

 

また乳歯の虫歯が悪化して根の先に膿がたまってしまったりすると、その下に生える準備をしていた永久歯がそれをよけて成長したり、準備が出来る前に乳歯を抜いてしまう事になると永久歯が正しい位置に生えてこない事が有ります。

 

小児歯科専門医院があればなお良いですし、お近くに専門医院が無い場合は小児歯科を標榜している先生に早めに相談してみてください。


小さい子供の治療に慣れている先生だと怖くなく治療できる工夫を色々として下さるでしょう。


そしてフッ素塗布や検診でマメに通ううちに歯医者さんが怖くなくなるように心がけましょう。

 

くれぐれもお子さんが何か悪さをした時に

”おりこうにしていないと歯医者さんに連れていくわよ!”

なんて怒らないでくださいね(笑)。

 

歯医者さんは嫌なところ、ではなくバイ菌をやっつけてくれるところ!

位の良いイメージを子供に持ってもらえる様に日頃から気を付けるのが大切です。

 

・・そういうわけで、いずれ生え替わるからと油断せずにきちんと歯磨きや予防をするのが重要なんですね。

食物アレルギーについて

2014年03月05日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは(^^)

寒いながらもときどき春を感じる日もでてきましたね♪

みなさんも家族で外へお出かけの計画もたてはじめたころでしょうか?

私は、久しぶりにディズニーランドに来ています。

ちょーっと早かったかな?

真冬並みの気温ですし、雨も降って寒い!

普段は遊びに夢中で食事なんてそっちのけ。

 

そこで今回は趣向を変えて15時という中途半端な時間にしっかりコースを食べてみました。


すごく空いていて特等席だし、たくさんのキャストの方が手取り足取り座り方から教えてくれました。

いつも食事のときお行儀よくできない娘も、

「このフォークはなににつかうの?」

「これはなんてたべもの?」

と興味津々♬

予期せぬ食育!

思いがけず有意義な時間♡

ママも周りを気にせず子連れディナーができ、身体も暖まりまた元気いっぱい遊びました。

 


さて、今回は食物アレルギー。


園医をしているとガイドラインとは別にその対応の難しさに考えることがあります。


ママたちはなおさらでしょう。

 

基本的な考え方と最新の治療事情についてふれますね。


まず、血液検査の精度。

 

どのくらいと思いますか?

 


採血でクラス1~6(6のほうが強い)に分けられているものを説明されることが多いはず。


何と、一応陽性とされるクラス2でも症状が出る割合は50%(泣)!


小麦では陽性一致率がさらに低くクラス6ですら80%

⇒ですから、症状のないものを除去する必要はないのです。


過剰な除去や食物アレルギーをおそれるあまり、せっかくの食事を十分にとれていないお子さんをみかけますので、主治医と相談を。

除去は必要な時期と必要な程度で行うべきです。

卵は加工食品ならOKなお子さんが多いですし、大豆アレルギーで、豆腐はだめでも味噌、醤油、納豆は大丈夫かもしれません。

 

乳幼児期には圧倒的に卵、牛乳、小麦、が多いのですが理由はわかっていません。


これらは2~3歳、おそくとも6歳にはよくなることが多いのです。


検査で正確なのは食物経口負荷試験ですが、症状が出るリスクがあるし、時間もとるので、入院してまたは入院設備のあるような施設でおこなうことが多いはずです。

 

リスクと言えばアナフィラキシーはご存知ですか?

 

食べた後、じんましんがでてきて変に咳がでたり、呼吸が苦しくなったり、顔色が蒼白でぐったりしたら赤信号!

「重篤で生命を脅かす、全身に広がるあるいは全身状態に影響する過敏反応」といわれます。

 

アナフィラキシーまでおこすものにはそれなりの対策が必要です。


エピペンは知らない方も多いのですが、エピペンの自己注射で生命おびやかすアナフィラキシーへの治療対策がとれることもありますのでひどい方は小児科で相談を。

エピペンについて http://www.epipen.jp/top.html


他には皮膚症状だけ出た場合なら抗ヒスタミン剤(アレルギーの薬)を内服できるようにしておくとか、ぜんそくの出やすいお子さんへの吸入などの対策も必要ですが、ステロイド内服薬は即効性の効果に疑問視もあるようです。

やりすぎも過保護もよくないかもしれない。

除去しすぎて栄養不足、逆に除去しなければならなくて調理の負担増↑、食の楽しみ減↓。

だからこそ自己判断せず医師と相談してくださいネ♡


本当に重度のお子さんたちでも積極的に食べれるようにする画期的な治療である経口免疫療法を行ってくれる病院も多少ありますし、多大な恩恵をうけるかたもいるのですが、残念ながらリスクがあるのでまだ一般には推奨されるところまでいかないのが現在。


でもでも、現在いくつか研究が進んでいるようですよ。

 

近い将来画期的対策がでてがらっとかわるかもしれません。

 

期待しましょう(^^)

 

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