女性が教える ママと子どもの健康BLOG

執筆中の先生 Profile

  • 積田 綾子 先生

    小児科医

    積田 綾子先生

    島田療育センター勤務。障害児保育園ヘレンアドバイザリーボード。小学生の女の子のママ。

  • 江澤 佐知子 先生

    産婦人科医

    江澤 佐知子先生

    南流山レディスクリニック理事。NPO法人医療情報広報局(i-koho)代表。2歳双子男児のママ。

  • 川崎 万知子 先生

    歯科医

    川崎 万知子先生

    ホワイトエッセンス麻布十番M'sデンタルクリニック院長。2人の小学生を持つママ。

  • 長尾 公美子 先生

    美容皮膚科医

    長尾 公美子先生

    美容皮膚科レイクリニック院長。男の子の育児と仕事の両立で日々奮闘中。

「 2014年2月」のアーカイブ

1 |

子どものアザ

2014年02月19日(水曜日) 00時00分 長尾 公美子

息子が3歳になりました。
大雪の中、時間を忘れて遊びまくり、翌日流行りの胃腸炎で保育園をお休みしました。
私は感染予防に悪戦苦闘、子供のこととなると必要以上に必死になり疲れてしまいますね(*v*)
今回のテーマはよく質問頂く子供のあざについて。
アザには赤・白・青・黒・茶色と色々な種類がありますが、ここでは生下時に医療機関で指摘されにくい(異所性蒙古斑、色素性母斑)、もしくは成長とともに目立ってくるアザ(太田母斑、扁平母斑)について、その特徴別にお話します。
これらのアザはお子さんだけでなく、大人も悩むことがある皮膚症状です。
まずはじめに知って安心して頂きたいことがあります。
皆さん意外とご存知ないのですが、
アザはほとんどの方の体のどこかに存在します。
お子さんの場合治療するか,しないかは親御さんの判断によるので、
まずは治療の必要性を医師とよく相談して頂きたいと思います。
○最もよくあるアザ  扁平母斑
顔や首、体、どこにでも出現する茶色いアザで、シミとよく間違われます。
本当によくあるアザなので、レーザーや外用薬による治療の希望も多いアザです。
ところがレーザーなどの治療で取れにくい、又は取れても再発するものが多くあります。
お顔や首など露出部のアザは紫外線の影響で濃くなりやすく、
女の子の場合本人と相談しながら日焼け止めの使用など工夫も必要でしょう。
体に大きい茶色いアザがたくさんある場合は,合併症のある病気のことがあるので早めに医療機関に相談しましょう。
○レーザーのよい適応 太田母斑
お顔の半分に青黒く出現するアザで、白目にできることもあります。
やや目立つ印象ですが、Qスイッチレーザーできれいに治療することができるアザです。
生まれつきの場合と、思春期に濃くなる場合があります。
早めの治療が少ない回数で治療できると言われますが、赤ちゃんや幼児を治療する場合は全身麻酔が必要です。
思春期以降のレーザー治療は麻酔テープや塗るタイプの麻酔を使って治療します。
○自然に消えるアザ   蒙古斑、異所性蒙古斑
おしりにできる青いアザは蒙古斑といわれ、ほとんどの場合自然に消失します。
おしり以外のお腹、背中、足、手首などに出たものを異所性蒙古斑と呼びます。
小学生くらいまでに消えるものも多いのですが、大人になっても残る場合レーザー治療で綺麗に消すことができるアザです。
○真っ黒いアザ   先天性色素性母斑
生まれつきあっても治療についてお話がない場合があります。
顔や首、腕など目立つ場所にある場合や、大きい場合は治療してあげたいですよね。
多くの場合手術による治療を行います。
ここでご紹介したアザは、茶色いアザがたくさんできる場合を除いては、医療機関にかからずそのまま様子を見ても問題はありません。
ですが目立つ場合や女の子のアザ、また職業によって、治療が必要と判断されることも多いと思います。
絶対に治療が必要とはいえないアザだからこそ、治療をお考えの場合、結果はどうなるか、ということに加え、適切な治療開始時期の相談もして頂きたいと思います。
レーザーや手術による治療は痛みや苦痛を伴うので、
小さい頃や思春期に治療すべきか、
大人になるまで待てるのか、
治療時期の選択は治療を受ける本人にとってよい時期を選んであげて下さい。
先日腕に大きめの先天性色素母斑を持つ30代の患者様が相談にいらっしゃいました。
大人になってからの治療はご本人にとってそれほど負担ではないとお話しました。
思春期頃よりずっと気になっていたそうなので、治療可能なことを大変喜んでいらっしゃいました。

息子が3歳になりました。


大雪の中、時間を忘れて遊びまくり、翌日流行りの胃腸炎で保育園をお休みしました。


私は感染予防に悪戦苦闘、子供のこととなると必要以上に必死になり疲れてしまいますね(*v*)



今回のテーマはよく質問頂く子供のあざについて。

アザには赤・白・青・黒・茶色と色々な種類がありますが、ここでは生下時に医療機関で指摘されにくい(異所性蒙古斑、色素性母斑)、もしくは成長とともに目立ってくるアザ(太田母斑、扁平母斑)について、その特徴別にお話します。


これらのアザはお子さんだけでなく、大人も悩むことがある皮膚症状です。


まずはじめに知って安心して頂きたいことがあります。


皆さん意外とご存知ないのですが、

アザはほとんどの方の体のどこかに存在します。


お子さんの場合治療するか,しないかは親御さんの判断によるので、

まずは治療の必要性を医師とよく相談して頂きたいと思います。



○最もよくあるアザ  扁平母斑

顔や首、体、どこにでも出現する茶色いアザで、シミとよく間違われます。

本当によくあるアザなので、レーザーや外用薬による治療の希望も多いアザです。

ところがレーザーなどの治療で取れにくい、又は取れても再発するものが多くあります。

お顔や首など露出部のアザは紫外線の影響で濃くなりやすく、

女の子の場合本人と相談しながら日焼け止めの使用など工夫も必要でしょう。


体に大きい茶色いアザがたくさんある場合は,合併症のある病気のことがあるので早めに医療機関に相談しましょう。


○レーザーのよい適応 太田母斑

お顔の半分に青黒く出現するアザで、白目にできることもあります。

やや目立つ印象ですが、Qスイッチレーザーできれいに治療することができるアザです。

生まれつきの場合と、思春期に濃くなる場合があります。

早めの治療が少ない回数で治療できると言われますが、赤ちゃんや幼児を治療する場合は全身麻酔が必要です。

思春期以降のレーザー治療は麻酔テープや塗るタイプの麻酔を使って治療します。


○自然に消えるアザ   蒙古斑、異所性蒙古斑

おしりにできる青いアザは蒙古斑といわれ、ほとんどの場合自然に消失します。

おしり以外のお腹、背中、足、手首などに出たものを異所性蒙古斑と呼びます。

小学生くらいまでに消えるものも多いのですが、大人になっても残る場合レーザー治療で綺麗に消すことができるアザです。


○真っ黒いアザ   先天性色素性母斑

生まれつきあっても治療についてお話がない場合があります。

顔や首、腕など目立つ場所にある場合や、大きい場合は治療してあげたいですよね。

多くの場合手術による治療を行います。



ここでご紹介したアザは、茶色いアザがたくさんできる場合を除いては、医療機関にかからずそのまま様子を見ても問題はありません。

ですが目立つ場合や女の子のアザ、また職業によって、治療が必要と判断されることも多いと思います。


絶対に治療が必要とはいえないアザだからこそ、治療をお考えの場合、結果はどうなるか、ということに加え、適切な治療開始時期の相談もして頂きたいと思います。


レーザーや手術による治療は痛みや苦痛を伴うので、

小さい頃や思春期に治療すべきか、

大人になるまで待てるのか、

治療時期の選択は治療を受ける本人にとってよい時期を選んであげて下さい。


先日腕に大きめの先天性色素母斑を持つ30代の患者様が相談にいらっしゃいました。

大人になってからの治療はご本人にとってそれほど負担ではないとお話しました。

思春期頃よりずっと気になっていたそうなので、治療可能なことを大変喜んでいらっしゃいました。

 

赤ちゃんの大きさと成人病の関係

2014年02月05日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは。積田です(^^)

ここのところ、感染症の流行が多彩でびっくりしています。

インフルエンザA、Bや、水痘、おたふく、プール熱、ロタ、ノロ、リンゴ病、溶連菌などなどなど。

手洗い、うがい、マスク、おむつの処理の仕方に気をつけましょう(@^^@)

 


さて、今回は「赤ちゃんの大きさと成人病の関係」について。

 

え?

関係あるの?

 

って思われる方もいるでしょう。

 

「小さく産んで大きく育てる」なんて言葉が新聞をにぎわせたこともありました。産婦人科の江澤先生ともかぶる領域です。

 

今回は小児科の立場から♡


ここでいきなり問題です。

Q小さく産まれた子(2500g以下)で、リスクの高いのはどっち?

A)小さく産まれたけど、平均の体格にどんどん追いついた、または追い越した。

B) 小さく産まれ、平均ど真ん中には届かないけど小さいなりに成長率は維持しながら体格を維持して育った。

正解は~~~??

答え)Bです。

名前は憶えなくていいと思いますが、「Barker仮説」を参考に現代の見解を交えてご紹介しますね♪

 

人間の大事な臓器はどこでしょう?

 

それは脳だとされています。

小さく産まれた赤ちゃんはすべての細胞が平均的な赤ちゃんと同じではありません。

小さく産まれた赤ちゃんは、元気に産まれても脳の発育を守るために、肝臓、腎臓、膵臓、筋肉などを(パッと見てもわからない程ではありますが)犠牲にします。


ちょこっと肝臓の機能がよわい、

ちょこっと腎臓のネフロンと言われるものが少ない、

ちょこっと膵臓のβ細胞が少ない、

ちょこっとインスリンの抵抗性が高いなど…


脳を守るためとはいえ、

小さく産まれたことが肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧のリスクとなるといわれているのです。

小さく産まれたほど心血管疾患の死亡率が高い

 という報告がいくつもされています。

戦争中、極度な低栄養の妊婦さんから産まれた子供たちは明らかに成人病の発症率が高かったそうです。


…じゃあどうしましょう。

 

どうしても小さく産まれてしまうお子さんはいますが、

心情的には早く大きくしたいと考えてしまうのではないでしょうか?


ちょっとまった!


急速に体重がキャッチアップ(追いついた)お子さんのほうが心血管疾患で死亡する割合が高いことがわかっています。

 

現代女性はやせ、または肥満に偏る傾向があるようで、やせ願望の強い方は問題です。

妊娠中の極度なカロリー制限(1500Kcal以下など)は、胎児の発育が悪くなるリスクがあるようです。

胎児期の低栄養を生き抜くために胎児のからだにおこった変化は残念ながら産まれて大人になっても正常化することはありません。


そうはいっても、どうしようもなくて小さく産まれるお子さんはいますよね。

仕方ないです。

でも、どうか美しい妊婦になることだけを目的とした妊娠中の過度なダイエットは避けてくださいね(*^^*)

ちなみに私は軽めだったので担当医に体重増えてもいいよと言われ、調子にのって17キロ増加しました。

調子にのりすぎ??


小さく産まれてしまったお子さんは、悲観しすぎないでくださいね。


リスクのあるかもしれないと知ることだけでも、成人病の発症予防ができるはずです。


成人病には出産後、大人になっても環境要因も加わりますから(^^)v


生体なので、ママがあかちゃんの体重コントロールするのは難しいときもあるでしょう。

そのときは、母乳のほうがリスクが低いよ~。とか、こんな離乳食がいいよ~。とか、

産後はケースバイケースの指導が必要。


成長曲線をみながら声をかけてもらいにかかりつけ医さんに行ってみてくださいネ。


ではでは~~~♪♬♪

 

 

1 |

ページトップへ