女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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子育てに忙しいママにも受けてほしい ☆女子検診☆

2014年01月22日(水曜日) 00時00分 江澤 佐知子

明けましておめでとうございます。

あっという間に1月も残すところ僅かになりましたね、早いですね!

最近外来で二児目、三児目ができましたのでまたよろしくお願いします!

という嬉しいニュースが続いています。

 

本当に嬉しいことです。

 

妊娠の発覚から分娩まで検診で毎回一緒に二人三脚してきた方々が分娩を期にお会いできなくなってしまうのは婦人科医師の立場からいうと、寂しくも嬉しい旅立ちの時でもあります。

そんな懐かしい、かつての外来患者さんの方々が、立派なママになって、成長したお子さんとご一緒にまた再会できる瞬間は、感激の嵐です。

しかし、気になる点が一点。

特に最近多いのですが、子宮頸癌の話題が下火になったからなのか(?)、一児目の検診以降検診を受けていません~★

という方が多いこと多いこと。

 

育児に大忙しなのですね。

 

子宮がん全体の70-80%を占める子宮頸がんは、比較的若い女性に多いがんで、最近では20~30歳代の女性に急増していることが報告されていて、特に20~30代の女性においては、発症するすべてのがんの中で第1位となっています。

 

子宮という臓器は膣を通じて直接細胞が取れる(診断ができる!!)という利点があります。

たとえば、腎臓や肝臓はカラダの中の臓器なので、子宮のように簡単に細胞をとることができませんよね?

子宮頸がんは早期発見で早期治療をすれば、ほぼ治る病気です。

検診が本当に重要な意味を持つ病気です。

 

私のクリニックでは、抱っこできるお子さんであれば、だっこしていただきながら検診をしたり、お子様を一時お預かりしたりして極力ママが検診に来やすいような環境づくりを目指しています。

お子さんが大丈夫なクリニックは皆さんがお住まいの地域にも多々あると思います!

 

いつまでも、健康でキッズと楽しむためにも、ママも女子検診(婦人科検診)を受けましょう! 

本年もよろしくお願いします。

 

江澤佐知子

食べるということ

2014年01月08日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは。

 

いよいよ新年がはじまりました。

 

食べすぎちゃった~~。

 

なんて方もいるのではないでしょうか?


私もです(*^^*)

 

今回、食についてのお話をしたいと思います。


きちんとしている方には釈迦に説法ですが、こどもを含めて社会全体の問題でもあるのでちょっとしたデータをみながら一緒に考えてみませんか?

 

食の乱れは、のちの便秘、睡眠の乱れ、不登校なんかにも絡んでいるのを外来にてひしひし感じます。


先日、中学生ぐらいの女の子とお母さんが診察にやってきました。


お母さんは

「先生、この子は肥満です。この子おかしいですよね。糖尿病だと思うので大学病院に連れて行こうと思うのだけれど行く前に、採血してほしくてクリニックに来ました。」

と、いいます。

 

生来健康な、ちょっとぽっちゃりみえるぐらいの元気そうな女の子。


さて、食生活をきいてみて驚きました。


正確には思い出せませんが、朝からおかし、昼は買い食いで野菜などを食べている形跡はありません。

夜もラーメンやら買い食いやらでめちゃくちゃです。

家庭料理の痕跡がみあたりません。

小さなころからのようです。

 


みなさんはどう感じますか?

 

ぽっちゃりはこの子のせいでしょうか?


実は味の嗜好は幼児期に形成されるなど幼児期の食習慣は生涯にわたり継続されることや幼児期の肥満が成人期の肥満や生活習慣病の大きな要因となることが実証されてきました。


日本小児科学会など複数機関が協力して平成19年より公開講座「子どもの食育を考えるフォーラム」を開催しています。


どうして今、こういった活動が必要なのでしょう?

 

飽食、共働き、核家族化、塾の影響もあるかと思いますが、おどろくべきデータがあります。

農水省や、厚労省、国立教育政策研究所などの幼稚園への最近の調査によると


朝食を食べない子は2.0%ですが、

朝食を親と一緒に食べる⇒42.1%、

夕食を親と一緒に食べる68.7%、

野菜をほぼ毎日食べる⇒65.0%です。

 

皆さんどう感じるでしょうか?

 


平成20年3月に改定された幼稚園教諭要綱で「先生や友達と食べることを楽しむ」ことが示されました。

こういったことまで国や学会が動かなければ、子どもの食が守られないということなのかもしれません。


欠食があるお子さんの割合は年齢を追うごとに増え、運動能力や、成績に差があるというデータもみられます。


そもそも、食事を意義のあるものと心と体が認識するする乳児期から幼児期にかけて、食事を誰かと一緒に摂らない、または欠食がある、インスタントばかりでは、いろんなものを受け入れる味覚も育たず、食に美味しさと楽しさと意義を感じることはできません。


この理由もてつだって、こどもたちの体格は「ふつう」の割合が減り、「やせ」または「肥満」の2極化が進んできているのです。


興味深いある栄養大学の調査があります。

 

子供が給食を残す理由に、「食べたことがないから」「食べ方がわからないから」が、入るようです。

 

しかし、そう答えた子の親御さんの認識はなんと「うちの子はなんでも食べられる」だそうです。

 

なんというギャップ(TT)


自宅で食べるものが単純化していることも原因の様。

 

つくるところをみていれば、出てきたものが何であるかぐらいはわかるはずですね。

 

共働き、核家族化、コンビニの存在、どれも時代の流れですが、人間の機能は数十年で変わるものではありません。

 

必要なものは必要です。


食の大事さや意義さえわかれば完璧をめざさなくても良いとおもうのです。

 

こだわりすぎる必要はありません。

 

不完全主婦の私は平日20時に帰宅して、5歳の娘を22時に寝かせます。

 

本で読んだ野菜の冷凍術(忙しくてもコンビニに頼らずすみます)を駆使して夕食は20分でつくります。

 

そのかわり週末は一緒に料理をします。

酢飯をあおぐのを娘にまかせてふとみると、湯気まみれで「あつ~~い」と、自分をあおいでいましたが(汗)それも体験です。

三角巾をしてあげると気分が乗って玉ねぎもお気に入りのサングラスをかけて切ったり、イワシをおろせば心臓がどこか聞いてきたり、興味深々。

自分で作ったチャーハンは具だくさんにしてたくさん食べます。

 

どうですか?

私たちの体は食そのものです。

 

考えてみませんか(^^)相談できずわからないことは保育園、幼稚園、栄養士さんでもクリニックでもぜひ尋ねてみてくださいね。

 

 

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