女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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「 2013年10月」のアーカイブ

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妊婦さんにもお子さんにもやさしいおうち

2013年10月16日(水曜日) 00時00分 江澤 佐知子

こんにちは


産婦人科医の江澤佐知子です。


今日のテーマは'お家'です。


乳幼児の不慮の事故は簡単なことで起こります。

'不慮の事故'とはふわふわとした布団やよだれかけのひもによる窒息、タバコなどの誤飲、入浴中の溺水、ストーブやお湯による火傷、ベランダに身を乗り出しての転落、交通事故など、さまざまな事故によります。(乳幼児への注意事項は一番下の☆最後にを参照ください)


お気づきのように、お家の中での事故が非常に多いのです。

周囲のちょっとした気配りはもちろん、もともとそんな気配りが配慮されているお家で実現できたら。。という思いから

我々i-kohoの女医メンバーでリクシル住宅研究所のコンセプトホームの'健康のレジリエンス'を担当をさせていただき、理想の家が完成しました!

大災害などの非常事態でも約1ヶ月間日常に近い生活が可能な家でもあります。

住宅2.jpg

「レジリエンス住宅CH14」

子どもの家庭内事故の予防のための床材、階段の高さ、手すり、浴室への配慮などを徹底し工夫を凝らしました。


水回りやキッチンを広くしたことでお腹の大きい妊婦さんにとってもとても優しい設計となっています。

また、成人の1/5が不眠症といわれるこの時代、安眠はとても重要です。


不眠は免疫力の低下をまねくため、病気を誘いやすいサイクルをつくりがちです。

睡眠はズバリ!量より質です。

寝室2.jpg

この理想のおうちでは、ブルーライトを1日のサイクルで最適に制御しデシカント空調で快適湿度40~60%をキープ、リラックスできるよう超高周波環境音を活用などの工夫で快適に良い睡眠がとれる家です。


その他にも花粉やウィルス、PM2.5などを入れないクリーンエントランスを採用し、家族みんながアレルギーのもとになる物質やばい菌を極力持ち込まない、安眠を追求し、何世代にもわたって家族の絆が深まるような工夫が盛りだくさん。


例えば、子どもがひとり、ふたりと増えた時、ご両親の介護が必要になった時、と長いサイクルで安心の家づくりを実現しました。


わたしの外来でも、長い間働いていたママが出産や子育ての嬉しい一面の一方で社会生活から隔離されているような疎外感を感じてしまう不安のおはなしを患者さまからうかがいます。


そういった精神衛生上を考慮し、広いSOHOエリアをとってママの趣味や資格が活かせるエリアやパパが家で快適に仕事ができるような工夫も凝らしています。


来春以降公開のお家なのですがとても素敵な家になってますので、沢山の方に見て、安心の暮らしの参考にしていただけたらな~と思います。


☆最後に・・

0歳児:柔らかい敷き布団の上にうつ伏せに寝ていたり、掛け布団をかけ過ぎに注意!(鼻と口をふさがれることがあります)

1歳児~4歳児:浴槽の残り湯やお手洗いの蓋の開けっ放し、バケツのお水に注意です!(溺死は約80%は家庭の浴槽の中で発生しています)

溺水事故は、死亡率が高いのみでなく、たとえ救命できても低酸素状態に陥った脳への重い後遺症が残りやすいので、要注意です!!

以降は、交通事故も多発する年齢になります。ママ、みんなで子供たちを守りましょう!

気になるおねしょのお話

2013年10月01日(火曜日) 23時50分 積田 綾子

こんにちは(^^)

 

運動会シーズンですね。

 

お子さんは楽しんでいますか?

娘の保育園では9月中でしたが、赤ちゃんがかけっこのコースをはずれてほほえましかったり、大きい子たちは大縄跳びのなかをさらに縄跳びで上手にとべて盛り上がったり、各年齢ごとの成長がみれて楽しい運動会でした。

 

保護者競技ではわがたんぽぽ組は、決勝まで勝ち上がり、大人げなく気合をいれて円陣をくんだものの最後は大敗してちょっと恥ずかしい自体となりました!

 

でもでも親も子も楽しめる雰囲気が良かったですね(*^^*)

 

 

さてさて今日はおねしょについてです。

 

気になりポイントですよね。

尿が多いタイプ、

膀胱に貯められるおしっこが少ないタイプなどいろいろですが、

本日は薬物療法や訓練に入る前の家庭での対処をお話しします。

 

おねしょが当たり前の年齢は参考程度に読んでください。

 

まずは幼児期に関しては他に心配な症状がない場合、夜のおねしょだけならば病的なものとは考えず、

 

学童期に関しては膀胱機能、ホルモン、自律神経、ストレスなどが関与する「症候群」と、考えられています。

 

対策は自己流だとかなり間違いが多いようなので見てもらうといいとおもいます(^^)。

 

 

3原則。

 

大事なんです。

 

 

①    おこさず

②    あせらず

③    しからず

 

 

起こさない→おねしょをさせないように起こすとどうなるか?????

見かけ上おねしょはなくなりますが【トイレおねしょ】というつらい自体になります。

睡眠リズムは乱れ、本来は夜に分泌される「抗利尿ホルモン」といわれるホルモンが足りなくなって結果的に多尿のおねしょが完成します。

さらに膀胱に尿を安定してためる能力を悪化させます。

夜に出るほかのホルモンも出にくくなり、ひどいと、体格も小さいままとなるケースもあります。

普段から夜中に起こすのはやめましょうね(^^)v

(注)宿泊行事や旅行の時だけ起こすのは問題ありません。

 

 

◎水分の調整

夕方からの水分を単に制限するのでなく、意識的に朝や午前にたっぷり水分をとらせ、午後はやや控えめに、夕方からやや厳しく夕食は寝る3時間前までにすませ、汁物はさける。

ただし、部活や塾や猛暑など、個々の事情がありますからあくまでもできる範囲で。

水分が少ないのでご飯の代わりにパン食にするのも有効です。

 

 

◎冷え対策

寒いとおもらしが多くなります。

入浴や、入浴剤ならば炭酸浴剤が有効です。

冬はあたたかいふとん。

夏はクーラーのつけすぎをしないなどが有効です。

 

 

◎排尿抑制訓練→これは病院受診での指示が出た場合おこないましょう。

 

 

◎宿泊時

行事ではみんなと泊まりたいですよね。(治療薬が出ている子は持参します。)

担任の先生にあらかじめほかの子にわからないようにそーっと起こしてもらうようにおねがいしておきましょう。

何回も夜尿のある子は教諭の部屋に宿泊させ、朝早めにトイレから帰ったふりをするなどして自然にお部屋に戻してあげます。

パジャマのズボンは黒か黒紺でパンツは2枚重ねその間に失禁パッドを縫い付けるなど工夫してあげましょう。

 

いかがですか?

 

夜尿は本人ご家族には深刻な問題です。

 

しっかり対策をしても治らないとき、どうぞ、あせらずおこらず起こさないで小児科を受診しましょうね(^^)

 

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