女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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赤ちゃんや子供のニキビ、妊娠中や産後ママのニキビ対処法

2013年08月21日(水曜日) 00時00分 長尾 公美子

普段あまりニキビに悩んだことのないママも、赤ちゃんのニキビ、妊娠中や産後のニキビでお悩みではありませんか?

赤ちゃんのにきび>
生後2-3週間から頬やおでこに多発する小さな赤いニキビを新生児ざ瘡(ざそう)といいます。
生後3ヶ月までの新生児期、赤ちゃんの皮脂分泌はとにかく活発で、生後すぐにニキビを生じてしまいます。胎盤からのアンドロゲンという男性ホルモンが原因と言われますが、未熟な汗腺が閉じているための炎症反応とも報告されています。
汗腺が正常に機能し始める1ヶ月頃から徐々に治まり、活発だった皮脂腺は6ヶ月頃から再びアンドロゲンが働く7-8歳までほぼ機能を停止するので、ほとんどの赤ちゃんが6ヶ月頃には自然経過で何事もなかったようにつるりとした肌に落ち着きます。

時に誤ってステロイドが処方されたり、ケアを誤って悪化させる場合があります。
写真撮影の機会が相次ぐこの時期、なるべく悪化させないよう一日数回泡立てた石鹸で優しく洗って下さい。赤ちゃんの肌はバリア機能が弱くゴシゴシ洗いは禁物です。また雑菌が増えないよう赤ちゃんの肌に触れる時は手を清潔に保って下さいね。


自然経過を待つとはいえニキビで悩んだことがあるご両親は特に、治らないんじゃないか、痕が残るんじゃないかとご心配になると思います。新生児ざ瘡(ざそう)は痕を残すことはありません。(余談ですが、水疱瘡は大人になっても難治な陥没創を残します。お顔に痕を残さない為にも予防接種を奨励します!)

なかなか治らない場合は新生児ざ瘡(ざそう)と見分けるべき疾患があるので、以下をよく注意して観察の上、気になる点があれば小児科医に相談して下さい。


・新生児ざ瘡(ざそう)が出現し始めて半年経過しても改善しない

1歳以降のニキビ
・おでこや頬など広い面ではなく、眉毛や眉間を中心とした脂漏部位にブツブツと小さい発疹がある、小さい赤ニキビ、白ニキビが混在



子供のニキビ>
思春期ニキビは早いお子さんでアンドロゲン分泌が始まる7-8歳から見られる場合があります。機会的刺激によりおでこや顎にニキビができる場合や、ステロイド外用によりニキビができるケースもあります。

きちんと洗顔できているか、また必要以上に顔を触っていないかよく見てあげて下さい。
今はアダパレン(ディフェリン)など良いお薬があるので、この頃以降のニキビは皮膚科に相談してみて下さい。

ママのニキビ>
子供のニキビより深刻なのがママのニキビ。ホルモンの変動やストレス、産後の不十分なスキンケアや栄養不足など、様々な要因で主に顎周りに、場合によっては背中やデコルテにもニキビが多発します。悪いことに妊娠中はアダパレンが使えず抗生剤内服もできません。あまりひどい場合はケミカルピーリングや光治療を受けることもできますが、妊娠中の治療については担当の皮膚科医又は美容皮膚科医によく相談して下さい。脂溶性ビタミンC外用など妊娠中も可能な治療もあります。

ニキビは毛孔開口部の角化と皮脂の過剰分泌が原因です。妊娠出産により肌は一時的に変化しているので、応急的にスキンケアを見直すだけでも良くなります。

しっかりクレンジング、洗顔して毛穴の中まで皮脂汚れを落とし、早く炎症状態が改善できるよう毛穴の中まで届く保湿を意識してみて下さいね。

 

妊娠中や産後の肌変化は一時的な変化です。私も産後の肌の変化にジタバタして治療やケアを加えましたが、授乳が終わるとすっかり元通りに落ち着きました。必ず回復すると信じて育児に専念しても大丈夫です。悩み多いこの時期のママたちを応援しています!

ADHDのお話

2013年08月07日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは~♪

 

小児科医のつみたです(^^)

小児科外来はまさに夏!

 

手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱、水ぼうそう、とびひ、あせも、熱射病などが流行中です。

 


手洗い、うがい、水分補給など大事ですよ~(^^)

一昨年は娘もひどい手足口病にかかりましたが、今年はどろんこになって遊んだあと、のし梅を食べながらサスペンスを見るというおばちゃん化病にかかっています(==;)


さてさて、今回は発達、とくにADHDのお話です。

 

きいたことがありますか?

 


発達のことってなかなか相談できないことも多いと思います。

 


なお今回はADHDについて書きますが、

次回は

発達障害の場合でも、通常の子育てでも応用できるほめ方、(叱り方)

について書こうと思います(^^)!

 

悩む人が多いはずですから!

 

モチロン私だって(^^)

 

軽度発達障害のなかにはADHDのほか自閉症、アスペルガー(正確には最近呼び方が変更されたけど、こだわらないでOK!)学習障害などなど多岐にわたります。

 

→ADHDって???

 

これは注意欠陥・多動性障害といって決して珍しいことではありません。

 

クラスに一人ぐらい妙に落ち着きない子や、忘れ物が多いお子さん、いませんでしたか?

 

もしかするとそれはその子のせいではなかったかもしれません。

 

ADHDは他の発達障害と併発していることもあり、成長とともに徐々に症状がでてきます。

 

(1) ひとつのことに集中していられない不注意

(2) じっとしていられない。落ち着きない多動性

(3) 考えずに行動してしまう衝動性が、

 

主な症状です。

 

(1)から(3)の特徴がいずれかに偏ってでることもあります。

 


まだ小さい子だとわかりにくく気づかないこともありますし、

 

乱暴者、しつけのできていない子と言われたり、

 

育てづらく育児に苦労することもあると思います。

 

何度言っても道路にとびだしたり、不器用だったり、迷子になりやすかったり...

 

そんなとき、ママだってどうしていいかわからず怒ってしまい、自己嫌悪におちいることもあるはずです。

 

人知れず悩む方も多いのです。

 

最近はADHDは脳(特に情報のやりとりに大事な神経伝達物質)の機能が十分に発揮されないためにおこると考えられています。

 

この機能を完全に正常化することはまだできませんが、

ADHDを正しく理解し、

正しい方法でほめ方や、勉強、生活、コミュニケーションをしやすくするスキルをみにつけるトレーニングをおこなったり、

お薬を使うことで

その人が持てる能力を徐々に発揮し、

 

自信をもっていきいき暮らすことができるようになる可能性があります。

 

何もしなければ、

 

家族も本人も「どうしてぼくだけ...」「どうして私だけ...」

 

と、せっかくの人生をそれぞれが悩み続けて原因も解決方法もわからないまま暮らしていくこともおおいのです。

 


☆赤ちゃんが生まれた日は、それだけでうれしかったですね(*^^*)

 

☆そんな大事なお子さんを笑顔ですごさせてあげたいですね。家族もね(^^)

 


見方をかえればADHDはすごく特別なものではなく、大多数の人がADHDの人と違う感じ方、反応の仕方をするので、どうしても大多数の人とはコミュニケーションのずれがでてしまうだけなのかもしれません。

 


ADHDの人は自分に自信を持ち始めて、感性やひらめきや行動力が良いほうに出ると能力が発揮されるかもしれません。

 

織田信長、坂本龍馬、モーツアルト、エジソン、アインシュタインもそうだったかもしれないのです(^^)

 


ADHDに関わる人はすべてがチームです。

 

本人、家族、友人、保育園、学校、療育センター、医師...。

 

コミュニケーションに不安があれば、療育センターや小児科(発達)の先生に相談をしましょう。

 


(厚生労働省のHPにも「軽度発達障害児に対する気づきと支援のマニュアル」があります。そのなかのA票、P票と書いてあるページの質問をダウンロードし、記入して行ってもよいかもしれません。)

 


どんどん理解し、また理解者(味方)を増やして、いろんな人と共有できる世界をひろげていけるといいですね。

ADHDに対するみんなの理解が深まるだけで、暮らしやすくなる人がたくさんいるはずなのです。

 


次回、軽度発達障害だけでなくみんなに応用できる対応の仕方を書いてみますので、ぜひ続きを読んでくださいね(^^)♪♬♪

 

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