女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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「 2013年7月」のアーカイブ

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子宮頸がんワクチンの接種について

2013年07月17日(水曜日) 00時00分 江澤 佐知子

こんにちは。


産婦人科医師の江澤佐知子です。


東京は早い梅雨明け、猛暑の幕開けです。


適度な水分摂取を心がけつつ。。


冷え過ぎのクーラーで体を冷やしすぎないように気
をつけましょうね!



さて、ご存じのように今年度から定期接種化されている2種類の子宮頸がんワクチンの接種後に長期的な痛みやしびれを訴える人が相次ぎ、厚生労働省は接種は中止しないものの「積極的に接種を勧めることは控える」と結論づけました。


今後、個別の対象者に案内がくることはなくなります。



予防接種法に基づく定期接種の対象なので、実質的な無料接種は続くわけです。


行の制度になってから積極的勧奨を差し控えるのは平成17年~21年度の日本脳炎に続き2例目。



このような状況で、新聞をはじめとするメディア記事を掲載するような報道にあたっては充分な注意を払わなければなければいけません。



委員会での討論内容を報道することはもちろん大切です。

論議内容を正確に伝えることが肝要であり、記事を読んだ人々に与える影響を考慮する必要があると思います。


接種後の体に痛みがでるほどの健康被害については、十分な因果関係が明確でない状況です。


ちなみに、世界保健機関(WHO)はじめ海外の政府機関は予防ワクチンの接種中止勧告をしたことはありません。

(この6月にもWHOの新たな見解が発表されましたが、因果関係は明確ではないとの発表がされています)



全世界120か国以上において、子宮頸がんワクチンの有用性が認められており、わが国だけが若い女性に子宮頸がんワクチンを打てないことになってしまうとすれば、その状況は極めて問題といえるでしょう。


重大な事実として、日本においては、毎年15,000人の女性が新たに子宮頸がんに罹患し、およそ3,500人が命を落としています。


子宮頸がんは女性の健やかな人生に大きな影響を与える病気です。



委員会は子宮頸がんの副作用の調査を早急に進め、より安全で安心な情報を出すよう努力してほしいものです。



また、ワクチン接種をした方も20歳になったら子宮頸がん検診を受けることが大切です。



そして、接種をしない方や途中で終止された方は、接種が完了した方に比べて子宮頸がんに罹る可能性が高くなる分、大人になったらより検診を受ける重要性が増すことを忘れないでください。


一次予防であるワクチンと二次予防である検診

どの選択をするにしても、我々一人一人が正しい知識の取得をする努力を忘れずに、日本の女性ならびに家族の将来を守りましょう!

ママが気になる母乳の話

2013年07月03日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは(^^)♪

今年も暑くなってきましたね~~(汗)

今回は母乳のお話です。

悩んでいる人は多いはずです。

個人差が、とーってもあるので、医師としての立場と、ママの立場からみてみます。

専門家でも意見が分かれる点はあるのです。

子育てをよりよく楽しくするためのアドバイスとして聞いてくださいネ(^^)

 

(1)母乳がミルクより良いといわれるのはどうして?
愛着形成。(ママとベイビーの大事だよ~大好きだよ~が確立しやすい。

死亡率が圧倒的に少ない。

消化が良い。(消化管ホルモンが出て、腸管の粘膜が成長♡)

DHAなどの発達に大事な栄養素が入っている。

感染防御(免疫グロブリンなどの感染防御因子が含まれているのです)

ミルクよりアレルギーを起こしづらい。

など。

 
*確かに母乳は良い!無理なくできる方は是非おススメです。

 

(2)母乳がうまくいかないとき。←あるとおもうのです...

ママが病気だったり、仕事の理由で早くから保育園に預けないといけない場合。

どうしても十分でない!!!

など

*必要な薬によっては母乳が与えられないこともあります。
どうかママ、自分を責めないで。抱っこをしてあげて、そんなときはミルクをあげようね。
だいじょうぶだよ(^^)先生と相談してね。
あー。ミルクがあってよかった(^^)

*今は共働きの時代。保育園に行く場合は、最低でも3か月程度は母乳中心がいいです。
入園したら早い時期に完全に断ち切るよりは朝晩などできる範囲で続けてあげようね(^^)。愛着形成。

*母乳がよく出ないときは母乳外来などプロに相談を。コツがあるのです。
それでもどうしても足りなくて体重増加が明らかに不良ならばミルクを足してもいいです。

 

(3)極端に偏った考え方のおとしあな

ベイビーの体重が減ってまでも完全母乳にこだわりすぎた例(たまにあります)

→ママも子供も心とからだの健康を損なってまでやらないこと。

 良く考えてみよう。

 もともとは赤ちゃんが大事だからはじめたのだよね?

 危険です。

 

(4)わたしの場合

偉そうに書いておいてなんですが、実はわたし、完全母乳、できなかったのです。

へへ(*^^*)

いや、しようと思いましたよ。

里帰り分娩で岩手に帰って、元気な女の子を産んで、さて1か月健診。

女医さん(なんと同級生のおかあさん)に、「あら~~!体重増加不良」と、苦笑されてしまいました。

レジデントのころは、偉そうに1か月で1キロぐらい増えるなんてママたちに言っていた張本人が!

へこんでしまい、泣きながら夜中搾乳しました。

助産師さんに助けてもらえばちゃんと出るのに、自分ではどうしてもうまくいかない。

あとあと考えれば、1か月はまだ母子ともに調整の時期で、体重増加はWHOの基準からは外れてなかったし、頑張れば2か月になれば改善したかもしれないのだけど何かに責められている気がしてしまい、母乳を軸にちょこっとだけミルクを足したんです。

結果?

すくすく育っていますよ(^^)気が楽になりました。

赤ちゃんを産んだ直後って一生懸命なだけにママもナーバスになることがあるのですよね。

一人で悩まないでケースバイケースで考え相談しましょうよ。

ママにならなかったら気づかなかったことってたくさんです。

私もまだまだ修行中にて、一緒にがんばりましょう(^^)

ではまた。

 
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