女性が教える ママと子どもの健康BLOG

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    積田 綾子先生

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「 2013年1月」のアーカイブ

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妊娠中の体重管理

2013年01月23日(水曜日) 00時00分 江澤 佐知子

こんにちは。

 

先日の雪にはびっくりでしたね。

我が家のお庭にはまだ雪がたくさん残っています。


近所のキッズが作成した「人参の鼻 ゆきだるま」もまだ道に残っていて、毎日家を出ると可愛くいってらっしゃいと見送ってくれているので、そのキュートさに心がほんわかあたたかくなって朝の寒さが和らぐ気がします。


もうしばらく溶けないでほしいなぁ。。

 

さて、年も明けて外来では、ぐんと体重の増えてしまった妊婦さん、ママさんたちがいる一方で、必要以上に体重増加を気にしすぎている妊婦さんもいらっしゃいます。

 

最近、

妊娠中の太り過ぎが招くリスクを知って、以前の様に体重が増えすぎてしまう妊婦さんは減っていますが、

体重をおさえすぎる妊婦さんも増えてしまってます。

 

あまりに体重増加を気にするあまりに、

生まれてくる赤ちゃんの体重も少なめになり、

ここ数年、低体重児の出生率が増える傾向にあります。


妊娠中の体重増加は、統一のコンセンサスはないのですが、

もともとの体型を基準にする考えが日本では一般的です。

 

肥満女性の場合は妊娠中の体重増加より妊娠前の肥満度のほうが出生児体重に影響する傾向があることも分かっています。


肥満の人を除き、体重は


「増やしすぎに注意!」なのであって、

「増やすの禁止!」ではありません。


妊娠中の過激なダイエットは、絶対にやめましょう!!

 

体重増加を気にしすぎることよりも食事をバランスよくとるのがおススメです。


妊娠中は糖の代謝も変わるので、甘いもののとりすぎが厳禁。


*良性のたんぱく質や野菜、低脂肪乳やヨーグルト、果物をしっかりとる。

*ご飯やパン、お菓子、油を控える。

*特にミネラルや食物繊維を積極的にとる。

*塩分は1日に10g以下。


などを気をつけましょう。


インスタント食品に頼らずに自分で調理をして、量や色を意識すると自然にバランスよくなりますよ♪


ちなみに、1日の総カロリーの目安は、


"妊娠初期で30kcal×標準体重+200kcal"

"妊娠後期で30kcal×標準体重+350kcal"


です。


妊娠してるから、二人分たべる??

のも、

妊娠してるから、太らないように食べない??

もう卒業しましょうね♪


 

みずぼうそうのお話

2013年01月09日(水曜日) 00時00分 積田 綾子

こんにちは。

お正月休みはいかがでしたか?

私は家族で、岩手に帰省し、スキー場や、温泉プールでおもいきり遊んできました。

4歳の娘は、はじめてバーニャカウダを食べ、わかっているのかいないのか

「う〜ん♡甘みがひろがるねえぇ♪」と、申しておりました。

冬休みの楽しい思い出も、風邪をひいては半減です。

健康って大事!

年末、みずぼうそうにかかる方が多かったのが気になりましたので、今回はみずぼうそうのお話をしますネ(^^)

予防接種が2回接種推奨になったのをご存知でしょうか〜?

みずぼうそうのウイルスは、感染力がとても強いのです。

予防接種が大事なのですが、

かかったほうがいいと思いこんでしまったり???

単なるぶつぶつ予防だと勘違いしてしまって!!!

予防接種をしないでいるかたも多いようです。

☆☆☆予防接種の大事さは、任意接種と定期接種で単純にわけられるものではないですよ〜(^^)☆☆☆

みずぼうそうの潜伏期は2週間ぐらいです。

かかると、
*皮膚に水ほうをつくります。
*かゆいです。
*熱が出ることもあります。
*出席停止の疾患なので、水ほうがかさぶたになるまで学校や保育園に行けません。

これだけならまだ大目に見られるのですが、

合併症が問題!

皮膚にできた水ほうにさらにばい菌が感染したり、
肺炎になったり、
脳炎や髄膜炎などをおこすことがあります。

これらを防ぐことが大事なのです!!!

自分だけでなく他の人への影響も出ることがあります。

免疫の弱い方にうつると命の危険もあります。

家族内感染のリスクも非常に高いので、潜伏期の間、レジャーの予定も、たてられなくなりますね。

子供からもらったみずぼうそうが、パパやママにかかると、子供より重くなって寝込んでしまうことも...

実は成人の死亡率は健康なこどもより高いのです!

1回予防接種をすると、多くの人で、重症化は予防できるとされますが、1回接種だと、実際はまだかかることもあります。

国内の保育園でのみずぼうそうの流行に関する研究では、予防接種してから1年以上経過すると、みずぼうそうにかかってしまうことも多いことが確認され、2回接種すると効果が高いことがわかりました。


1回目の接種は1歳ぐらいですね。
2回目の接種時期は、18か月から2歳(初回接種後4から12か月)が良いと小児科学会で推奨されています。

お子さんが、まだ未接種でしたら、是非近くの小児科の先生にスケジュールなどご相談くださいね。

日本の予防接種は、種類は増えているものの、実際の浸透はまだまだです。

B型肝炎、おたふくかぜも接種率が気になるところです。

診療にかかわっていると、予防接種さえしていたら...。
と、感じることが少なくありません。
自治体により違いますが、助成をうけられるものもあるはずです。

ママ小児科医として、かわいい子どもたちや大事な家族が、かからなくていい病気にかかってつらい思いをしないように、
これからも情報を発信していきたいと思いますのでよろしくおねがいします(^^)
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