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Interview.4

ショップ運営 伊崎早秩依

島の人とつながり、暮らしを楽しむ。
ショップではお客さまとたくさんお話をする。
そういったところから、次の商品のアイデアが生まれます。

ショップ運営
伊崎早秩依

PROFILE

2016年入社。福岡県出身。
大学でパッケージのデザイン戦略等について学び、食品会社に就職。コンビニ菓子などの商品開発を手がける。その後約1年半、台湾に留学。旅行で訪れ、好きになった直島での仕事を選ぶ。休日は、高松や岡山に出かけてリフレッシュ。

直島・ベネッセハウスを思い出して頂ける、
価値ある商品を作りたいと思っています

まずはショップの現場に立つことを大切にしながら、並行して商品開発も行っています。例えば、「瀬戸内レモンティー」という商品がありますが、パッケージについてご好評を頂いていますので、現在は派生した新しい企画を検討しています。直島らしさを出すにはどうするか、というところをポイントに話し合っています。お客さまとお話することで、商品のアイデアが生まれることは多いです。最近はアジアのお客さまが増えて、中国語で話すと喜ばれるので、たくさん話しています。

新しいオリジナルグッズは1年間に10種程度リリースしています。オリジナル商品の企画は、ショップスタッフ全員のフラットな意見交換からスタートします。立案から完成まで、半年から1年はかかります。最近はカフェと連動したものや、香川県内の菓子店とコラボした商品もあり、私もこれまでの経験を生かして、新たなお土産となる食品を作りたいと思っています。次の瀬戸内国際芸術祭までに、日本人にも海外の方にも愛され、直島・ベネッセハウスを思い出して頂けるような商品に仕上げたいですね。





島の人たちは皆、ウエルカムな性格。暮らしを満喫しています

直島は海外からのお客様が非常に多いため、お客さまと接していると、都会と変わらない刺激があります。ですがここの暮らしにも、島ならではの刺激があります。私はここに来る時、「島の暮らしを楽しみたい」という思いもあったので、休みの日には町民の方や異業種の方との交流を楽しんでいます。釣った魚を持って来てくださる方もいらっしゃいます。仕事が終わって家に帰ると、ドアノブに獲れたての野菜の袋がかかっていることもよくあります(笑)。のどかで良いでしょう。ほかにもゲストハウスでスクリーンを借りて上映会をしている人がいたり、映画館のない島ですが、その環境を逆に楽しんでいます。

前日起こったことが、翌日には皆が知っているような島ですが、オープンでウエルカムな人が多いんです。横のつながりも強くて心強いです。島の人たちと話しながら、直島の魅力を知ることが仕事につながっているという面はあると思います。

ある1日の様子

11:00 出勤、メール確認、店頭で接客
昼過ぎ 商品の納品を受けて、検品、品出し
15:00 商品の発注
夕方 取引先との連絡、オリジナル商品について等の打ち合わせ
19:00 レジ締めの作業
20:00 閉店作業・退社

※1時間休憩あり
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